「ただただ勿体無い映画」シン・ゴジラ Juliさんの映画レビュー(感想・評価)
ただただ勿体無い映画
途中まではリアリティのある雰囲気に飲み込まれていたが。
石原さとみの登場と共にそれは一気に冷めた。
アメリカのお偉いさんと国際結婚した、外人被れのバカキャラが出てきたな…と思いきや…
この人が米国大統領特使の日系三世…!?
石原さとみの演技力が足りないという問題ではなく…
これだけのリアリティを求めてキャスティングしてるのに何故、本当のバイリンガル女優を使わないのか。
あのルー大柴女でリアリティも何もなくなった。
内容に関しても、
原発問題、都政と国政、第二次世界大戦以降のアメリカ・ヨーロッパ諸国との関係、などリアルな現代社会の問題提起をしているけど…見終わった感想は「だからなに?」って感じ。
「ゴジラが出てきたら日本政府はこうなりますよー」「なるほどねー」それ以外になんの感情も生まれなかった。
結局、社会的な真面目な映画に見せかけて、内容の無い観客動員できればいいだけの商業映画ねって感じ。
4DXはUSJのようなアトラクション感覚で楽しめる!!
今の映画は毛穴まで見えて俳優陣も大変だなぁとか思ったり。
昔のゴジラ、エヴァンゲリオンを彷彿とさせるBGMや演出もまぁ面白かった。
最終的に心に残ったのは
このアトラクションを「映画」と呼んでいいのだろうか…?という事のみ。
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