「久し振りの傑作」シン・ゴジラ Y-KOBAさんの映画レビュー(感想・評価)
久し振りの傑作
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いきなり東京湾の海底トンネルに現れ、羽田のポンプ場から我が家の近くのドブ川を通り蒲田で暴れたときには、驚きました。
うちの近所のドブ川の橋は大破、ご近所のマンションもボコボコでした。私の家にも瓦礫くらいは飛んできたのかも。ただ、あの形態はゴジラではないです。
川崎からの再上陸には、防衛ラインが多摩川に置かれ、前の職場の近くの河川敷に戦車隊が配置されたときには、再び驚きました。
あと面白かったのは、政治の駆け引きです。内閣の決断力の無さ、責任の所在の押しつけ、憲法第9条と日米安保条約との兼ね合いなど、なかなか自衛隊の出動もままならないことが分かりました。在日米軍も困るでしょうね。戦争法(平和関連法案)に関心がある人も見るべきです。
音楽ですが、最初の伊福部さんのゴジラのテーマが流れたときには、懐かしくて涙が出そうになりました。人類が反撃に出た時にかかる「怪獣大戦争マーチ」にも心が熱くなりました。
とにかくうちのご近所の方々には、お薦めの映画です。
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terryasmさんのコメント
2016年8月15日
宇宙大戦争マーチと怪獣大戦争マーチは出だしのメインテーマ部分は一緒ですがアレンジが違いませんでしたか?
あの出だしのテーマ部分は第1作ゴジラのフリゲートマーチにも使われていたと思います。
とにかく血湧き肉躍るメロディですよね♪