「2回目の鑑賞。」シン・ゴジラ せんだいさんの映画レビュー(感想・評価)
2回目の鑑賞。
2回目の鑑賞。
パンフレットを読み、第一作「ゴジラ」、1984年版「ゴジラ」を観た後の鑑賞。
かなり1984年版ゴジラのオマージュがされている印象。
市民の避難する描写、軽快なBGMに合わせて流されるニュース。
監督のゴジラ愛が垣間見える作品になっている。
過去2作品を観てどうしても中盤の中だるみが否めない。
しかし今回は常に形を変えてゴジラが登場することで中だるみが無く興奮の連続だった。
また、政府の対応、会話劇に的を絞りその他の市民の人物描写等を極力排除することによりかなりの没入感を得られる。
軽快な会話劇の後に起こる悲劇。
伊福部昭の曲に合わせて現れるゴジラ~ヤシオリ作戦。
体中が熱くなりゾワッとした。
あまりにもリアルな描写。日頃通勤で使用する場所で起こる混乱。実際に劇場で鑑賞できたことへの優越感まである。
最高傑作だ。
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