劇場公開日 2016年7月29日

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「最高のエンターテイメント」シン・ゴジラ norakuraさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0最高のエンターテイメント

2016年8月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

面白かった所をあげると
・数多くの俳優陣
・ゴジラ強すぎ
・エヴァ感

・数多くの俳優陣
有名俳優の多いこと多いこと
それこそ脇の脇役に使ってたりするからそれだけで楽しめちゃいます。
もちろん主演クラスの俳優さんもキャラクターイメージとマッチしていて違和感無く入ってきました。

・ゴジラ強すぎ
過去最大という触れ込みでしたが
実際は過去最強と言うくらい強く、後半はこんなのどうやって倒すの?とういう絶望感すら感じました。
またディザスタームービーとしても国内で言えば最高レベルの映像表現ではないでしょうか。
ビルが倒れて人が逃げ遅れるシーンなどは想像してしまい、ゾクっとしました。

・エヴァ感
これに関しては議論のある所だと思いますが
専門用語の長ゼリフ、特撮テロップ、BGM、ゴジラの描き方、ラストカット
全部好きです。
それらは「ほら、こういうの見たいんでしょ?」と言わんばかりのエヴァ文法でしたが
こちらとしては、そう!それが見たかった!有難うございます!といった感じです。
長ゼリフもBGMもラストカットも、どれも監督にとって意味はないのでしょう。お客様を楽しませる、そういうテクニックなのです。
そうと解っていても考察したくなる、もっと知りたくなる。まさにエヴァの文法です。

ここまで賛否を集める映画も近年では珍しいです。
何だかんだで大多数の人が楽しんでいるという事実から最高のエンターテイメントと言えるでしょう。

ワクワク