劇場公開日 2016年1月23日

「【タイムスリップも含めて、物語の構成・設定の面白さ及びサブロー信長を取り巻く人間関係が、いと面白き作品也】」信長協奏曲(ノブナガコンツェルト) NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0【タイムスリップも含めて、物語の構成・設定の面白さ及びサブロー信長を取り巻く人間関係が、いと面白き作品也】

2019年12月17日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

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 高校生サブロー(小栗旬)が戸惑いつつ、どんどん現代の気風、考えを貫く戦国武将になっていく姿が痛快だった作品。

 歴史に疎い高校生だったが故の面白き遣り取り。
 部下の武将達を”クン”や”綽名”で呼ぶ姿。
 (家康くん、ミッチ―(明智光秀ね)、つねちゃん(池田恒興ね)、利家くん、シバカツさん(柴田勝家ね) 羽柴秀吉はそのまま”サル!”)

 現代高校生ならではの、斬新な発想。

 そして、腹の据わった正義感。
 そりゃ、ちょっと変だが帰蝶(柴崎コウ)も惚れるわな。

 かなり異色の戦国時代劇だが、戦国武将を演じる”山田孝之(羽柴秀吉)””現代ではヤクザの古田新太(松永弾正久秀)”を始めとする俳優さんたちのキャスティングも良く、非常に面白く鑑賞。

ー 家人に ”面白かったよー!” と報告したら、”あれは月9のドラマの映画化だよ と言われ、” そんな早い時間に家に居ないし、知らないし・・と愕然とした作品である。漫画が原作だったことすら知らなかったが、それが良かったのかも知れない。-

<鑑賞後、ドラマの再放送が始まり録画してドラマ編も面白く鑑賞。成程、順番が逆だったら、印象は変わったかなと思った作品でもある>

<2016年1月23日 劇場にて鑑賞>

NOBU