「何でも笑える人向け」進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド ♰漆黒の悪魔ルシフェルの側近のイトコの家の松居棒♰さんの映画レビュー(感想・評価)
何でも笑える人向け
原作好きです。
途中から特撮映画だと気持ちを切り替えると納得がいきました。もしくは、私は笑いの沸点が低いからそこそこ楽しめたのかもしれません。でもこれって間違いなく良い笑いではないので...評価が難しい。
この映画がつまらないと評価されるのは十分わかります。キャラの行動が支離滅裂だし、自分勝手だし、視聴者を置いてけぼりにして話はどんどん進むし、かと思えばつまらないカットを延々と見させられるし……。どの層がこの映画を楽しめるんだ?子どもか?三浦春馬のファンか?と丸一日考えましたが、恐らく誰も楽しめないという結論に落ち着きました。
ただ、ごく一部、私のような笑いの沸点がすごく低くて、とりあえず何でも笑えればいいと思う人間からしたら面白かったです。まあ映画館で何度爆笑したことか!理不尽にキレるエレン、ひたすらボコボコにされるエレン、謎の光を放つ巨人化、えっ今!?ってタイミングで弓を放つサシャ、コロコロ意見が変わるジャン、多分巨人より強いサンナギ、突然の草彅剛。特に謎の光を放つ巨人化のシーンは呼吸困難になるくらい笑いました。どういうことだってばよwwwwwww
また、巨人化して戦うシーンは、もしかして私はウルトラマンを見ているのでは?と錯覚に陥りました。多分、子ども向けのちょっとグロイ特撮映画という視点から見るのが一番納得できる見方なのではないしょうか。そうでもしなきゃ見てられません。
前編には☆4をつけましたが、後編は高く評価していた巨人と戦うシーンがほとんどなくて良いとこなしだけど意味不明さがかなり笑えたので☆3。巨人の迫力はあるので、テレビで見るよりは映画館で見たほうがまだ楽しめると思います。
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