「前作よりはかなりマシ」進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド SHさんの映画レビュー(感想・評価)
前作よりはかなりマシ
悪い事をたくさん書きますが許してください。
酷すぎる演技と音楽と音響、アフレコ・アテレコのような台詞回し、それらには免疫を持ったのか、酷いなりにも気にすることなく全編楽しめました。
原作とは似て否なるものとして見れば、よく練られている雰囲気を醸し出していたので、頑張っているなと(偉そうにも)思いました。ただ、体制側・反体制側の立ち位置や目指している方向がしっちゃかめっちゃかで勝利者は何を勝ち取ったのか分かりませんでした(まぁそんなのはどうでもいい内容なんですがー)。
カベも、壊しているんだか直しているんだかよく分かりません(まぁそれもどうでもいいとは思いつつも、いやここは壊してはいけないはずだ、でもあれはどう見ても破壊でしかないよなぁ...)
相変わらず色々笑かしてくれます。たくさん酷いところがありますが、それに見合うだけの“ある意味での笑い”がたくさん含まれていました。
ドラマティックに描かれていたと判断しましたが、感動するところは皆無でした。でもみんな一生懸命頑張れば、狙いとは大きくずれてしまうことがあるとはいえ、良いものができるんだなぁと実感しています。この実写版は伝説を作ったような気がします。賞とか名誉とか別として、長く語り継がれる映画であると思います。
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