映画クレヨンしんちゃん オラの引越し物語 サボテン大襲撃のレビュー・感想・評価
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まあまあだった
ここまでの数作がどれもすごく面白くて、近年の3本もすごく面白いので、ずっと面白いのかと思ったらそうでもない。
サボテンの化け物が襲ってくるモンスターパニックもので、タイトルから何か引っ越しにまつわるセンチメンタルな内容を予想していたらまるで違った。風間くんがセンチメンタルだ。
アタック・オブ・ザ・キラーサボテン
「クレヨンしんちゃん」劇場版シリーズ第23作。
「スペシャルサンデー」で鑑賞。
野原一家がひろしの転勤でお引っ越し。不慣れなメキシコでもファイヤー!だゾ、な本作。久しぶりに「クレヨンしんちゃん」の映画を観たせいか、変わらぬ面白さに腹が捩れるくらい笑いました。ホセ・メンドクセイなど、ゲストキャラクターのネーミングセンスが抜群過ぎやろ(笑)
本作の敵、キラーサボテンに“キラー・トマト”の系譜を感じて見ていると、物語の端々でかのZ級カルトムービー「アタック・オブ・ザ・キラー・トマト」へオマージュが捧げられており、スタッフにかなりの映画マニアがいるなぁ、めちゃくちゃ気が合いそうだなぁ、と思いました(笑)
80点
映画評価:80点
超面白い!
この作品のクライマックスは開始10分のしんちゃんの引っ越しでしょう
子どもの頃から見ていたアニメだったので大泣きしましたよ(笑)
普通なら序盤の茶番劇になりそうな部分なのに、しっかりと作り込まれていてあの部分だけでもスペシャル番組になると思います
では素晴らしい序盤のせいで中盤から尻窄みするかというと、つぼみません!
普通に面白い
面白いというか解りやすいので素直に笑えます
美味しい実をつけるサボテンは村に愛されていたが、そのサボテンは食人植物だった。
その後は野原一家とサボテンの追いかけっこです。普通に楽しかったです
オラ、ノリにノッてるゾ~!
映画クレヨンしんちゃん23作目。
毎回毎回そうだが、「クレヨンしんちゃん」の映画って発想が自由だなぁ、と思う。
元々は日常的なファミリー物の筈なのに、映画になると、ヒーローアクションになってみたり秘境アドベンチャーになってみたりファンタジーになってみたりスパイ映画になってみたり怪獣映画風になってみたり時代劇になってみたりSFになってみたり…と、多種多様。
さながら藤子・F・不二雄作品のような“S・F(すこし・ふしぎ)”で、お陰で「クレヨンしんちゃん」の映画は「ドラえもん」や「コナン」よりいつも楽しみにしている。
さてさて、そんな今回もまたユニークな一作だった。
開幕はいつもの風景。
会社に行くひろし。
幼稚園に遅れるしんのすけ。
送っていくみさえ。
マイペースなひまわり。
またエサお預けのシロ。
…が! そんな野原一家に重大な出来事が!
ひろしの転勤でまさかまさかのメキシコへ引っ越し!
この野原一家が引っ越すまでの冒頭20分くらいだけでも魅力が濃縮されている。
自分一人だけでメキシコに行く事を決めていたひろし。
そんなひろしを咎めるみさえ。
怒った理由は、メキシコに転勤するからじゃなく、自分一人だけで重荷を背負おうとしたから。
家族はいつも一緒。
野原一家って理想の家族像だなぁ、と思わせる。
引っ越し当日。
多くの友人が見送り。
馴染みの面々や思わず「おっ」とニンマリしてしまう脇役キャラまで出るわ出るわで、ここはファンなら必見。
一人だけ居ない人物が。風間くん。
清々するとひねくれ口を言ったものの、実は動揺が隠せない。
遂に野原一家は電車にのって出発。
その時、走って追いかける風間くんの姿が!
「風間くーん!」「しんのすけー!」と涙ながらに呼び会う二人。
仲が良いほど喧嘩するってこの二人の事。
思わずちょっとウルッと…。
まるでTVシリーズ一本分を見たような…あ、いやいや! 本編はここからだった!
(冒頭のレビューだけでメチャ長くなってしまった(>_<))
やって来ました、メキシコー!
カラッと明るい陽気、ナイスボディな美女たち。
意外と来てよかった~!
これから住む町の名前が笑える。
“マダクエルヨバカ”。
あれ、めっちゃ田舎…。あれ、期待していた新居と違う…。
ポジティブなのが野原一家。あれこれ言っても始まらない。新生活スタート!
今町は、新種のサボテンで大盛り上がり。
“サボテン・フェスティバル”と題して町興し。
発端は、その新種のサボテンから採れる絶品の甘い蜜。
その蜜を会社の商品にしようと言うのが転勤の理由なのだが、顔がデカイ町長は猛反対で、悪戦苦闘のひろし。
一方のしんのすけは地元の幼稚園のナイスボディ美人先生にお熱。
開幕のようないつもの風景で、すっかり新生活に馴染んだ野原一家。
そしてサボテン・フェスティバル当日。
ここで思わぬ事件が。
新種のサボテンは何と、人喰いサボテンだった…!
甘い蜜に誘われてやって来た人々を、次から次へとパクリ、パクリ…。
果たして野原一家と新しいご近所さんたちは生き延びる事が出来るか!?…と言った、さながらサバイバル・パニック・コメディの趣向。
オイオイ、感動の序盤から何故に突然のガラリ変わった作風に!?の疑問。(まだやった事の無いジャンルで、思いきった事をやってみたかったというのが企画の立ち上げだとか)
謎が一切明かされない人喰いサボテン。(突然変異…?)
実はツッコミ所も多い今作だが、レビュー冒頭に挙げた通りこの自由な発想が「映画クレヨンしんちゃん」。
サボテンから逃げ、町を脱出が失敗に終わり、絶体絶命の時に遂に見つけたサボテンの弱点。
後半はあの手この手を策したサボテン撃退作戦。
女は勇敢、男はへなちょこ、頼りがいがありそうなんだか無さそうなんだかいかにも「クレヨンしんちゃん」らしい残った面々で団結して立ち向かう。
ギターを持ったマリアッチと言う名のアン○ニオ・バン○ラスっぽいキャラや池○彰のそっくりさんなどのパロディ。
ナイスボディの美人先生、“スマホ”ちゃん、弱虫ナチョ・リブレ、顔がデカイ傲慢町長…個性的な映画オリジナルキャラ。
テンポいい軽快なドタバタ劇の中に、ご近所さんたちとの友情や家族愛を勿論そつなく。
さて、野原一家はずっとメキシコに?
それは見てのお楽しみ。
春の三大定番アニメと言ったら、「ドラえもん」「名探偵コナン」「クレヨンしんちゃん」。
興行面では「ドラえもん」「コナン」には遠く及ばないが、ここ近作は興行も右肩上がり。今作はシリーズ最大のヒットに。
今回もなかなか面白かったし、自由な発想さえ続けば「クレヨンしんちゃん」の人気は不変。
オラ、ノリにノッてるゾ~!
次回作は劇団ひとりが脚本。
はてさて…?
なんだかなー。
期待していたものとは違う。
結局戻ってくるのはわかるのですが しんのすけたちがいつまでそこにいてどのくらいの期間でメキシコに行っていたのかも不明。最後に風間くんに手紙を送るしんのすけですが、風間くんが泣くほど離れていたのかな?なんか‥サザエさん系列なのはわかるけど、最後のオチも微妙だなって印象。
冗長
前作が面白かったので期待して観賞。結果的にはあまり良くなかった。
まず、引っ越してから今回の主要キャラとのファーストコンタクト部分が結構カットされてる?テーマ的にも、異文化や言葉が通じない場所で、野原家やしんのすけがどうやって順応していくかというのもかなりの見所、描きどころだったと思うのだけど、気づいたらいつもの春日部と同じトーンで話していて、これはスペイン語の会話のアニメ的な表現なのか、日本語でコミュニケーション取っているのかさえよくわからなかった。ホセ君に「やっぱ言葉が一番不安だもんねー」の一言で全部解決しちゃうの?
サボテンの襲撃から撃退までも冗長だった。私個人がロードムービー的な起伏のない展開があまり受け入れられないせいもあるだろうが、パニックムービーを作りたいんだったらもう少しサボテンのディテールを作り込んでほしかった。「ウネウネ来るけど、どうせ大丈夫なんだろ」というシーンが延々と続く印象。
あと、最後に春日部に帰るくだりも、今後の作品との辻褄合わせに必要なんだろうけど、中途半端。尺さえあればもっとドラマチックに出来るだろうし、逆にしんのすけに語らせないシンプルなカットでも良かったはず。
シーン単位で見れば良いところはたくさんあれど、構成の粗ばかりが気になってしまった。
完成形
クレヨンしんちゃんの映画はなんでもありなんだ!ということを改めて決定付けた名作です。
明確な敵がいないこと、テーマが自分の弱い部分との戦いであることなど、考えさせられる部分も多く、楽しめました。
サボテン
凄く面白かったけど、一つだけ不満なのがキラーサボテンの出自が語られなかったこと。町長とヒロシの会話からすると最近突然現れたものみたいだったので黒幕がいるのかと思っていたけど、結局食虫植物ってことで終わってしまった。ただでさえ原発を連想させるようなネタなので難しいんだろうけど。
もちろん尺の問題もあるし。
スマホちゃんがクレジットでもスマホ扱いなのは笑った。本名出てきたのに。
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