バケモノの子のレビュー・感想・評価
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設定とキャラの見た目は良い
主人公の目的が強くなりたい→大学行きたい!にシフトしたきっかけがよくわからなかった… 今までのクマテツとの修行はなんだったの?!という気になった。
主人公がこういうアニメにめずらしくナイーブな割に、日本のアニメに必ずあるボーイミーツガールと何かかわいい生き物がとりあえずでてくる。むしろバケモノより此処を描きたかったのかもしれないが…
いつも主人公の胸にクマテツがいて突っ込み入れているとおもうと、その後の生活が面白いことになりそう 後日談は気になる
ミスチルは劇中で入れたら泣けたかもしれなかった
いちろうひこたんの描き方が雑
今作は、1人の子供が親子との絆だけに留まらず、様々な人との出会いを通じて、思春期の闇を乗り越え大人になる話し。
闇にのまれそうになるも、広瀬すずのおかげでみんな同じなんだと気づけた染谷くん。
その対比としてクライマックスに相見えるは、思春期に喰われたいちろうひこたん。
構造としてはわかるし、言わんとしてる事もわかる、子供向けにしているため時間が長くなりすぎないようにしてたのもわかるけど、
いちろうひこたんは人を1人刺し殺そうとする程の闇を抱えた、人物というわけで、
それは本来、育ち方や運によっては誰にでもなりうるという事実を提示してこそ、なんとかしてあげたい、と思えるはず。
しかし、ダークサイドに堕ちる過程の描写が少ないし、あまりにもお粗末、只のバカに見えてしまいます。
細田さんはダークサイドに落ちてしまう人の気持ちがわからないのかな?
あまりにもいちろうひこたんの役割が機能的で感情移入しずらいため、クライマックスにも乗れず…。
次回作期待。
期待しすぎた
前半の幼少期の話は次の展開も予想できずとても面白かったのですが、後半に唐突な展開が多すぎて置いていかれてしまった印象です。
なぜ鯨と何の関係のない一郎彦が鯨になったのか?
お父さんの存在意義は?
ヒロインの存在意義は?
冷静になればなるほどひどい映画でした。
作画はよかったですが、音楽が印象に残りませんでした。
くまてつ〜〜
くまてつときゅうたの良いお話。
また観たい映画
泣けました。
なによりも序盤から泣いてた。
ちょっと意地っ張りだったり
素直になれなかったり
そういうことっていっぱいあるけど
それでも好きだったり
一緒にいたかったり
お互いがお互いを支えて
励まして、成長することもある
やっぱり人には人が必要。
1人じゃ生きていけないんだって。
自分の周りにいる人をもっとよく見て
大切な人を。大事にして
ということを考え直した映画でした。
ストーリーはいろんなものがごちゃごちゃしているような部分もあって、少し考えすぎるとつっこみどころは多い内容だったけど、もっと簡単に観てみるとほんとに面白いし感動できる話だと思う。
アニメーションは鯨のところがきれいだなぁと素人目線の感想。
心の闇
世界観やキャラクターの魅力はさすが細田守監督!という感じでしたが、ちょっと詰め込みすぎた感が…。。
無駄なシーンは一つも無かったと思いますが、きっと全てを丁寧に描きすぎたら長くなってしまうから、説明を省いた結果、詰め込みすぎた感じになってしまったのかなぁ、と思いました。
ですが、心の闇というテーマはとても考えさせられました。
闇に飲み込まれてしまう人が、犯罪に手を染めたり、自殺や薬に手を出したりしてしまうんですよね。
でも、その時に胸の剣となる確固たる意志や、大切な存在があれば、ツライことを歯食いしばって乗り越えていけるのだと、
観終わった後に元気が出る作品でした。
つまんない
ストーリーがダメですね。
伏線かな?と思ったものが殆ど回収されないまま終わってしまいました。
序盤の名人を巡る旅は不要。
心の闇の部分、説明不足で誰にも感情移入できない。なんで一郎彦がクジラになるの?
実の父親のストーリー上の存在意義は?
ヒロインは単なる賑やかし?
強くなりたい、と、勉強したい、それが結局ストーリー上どう結実したの?
人間界とバケモノ界のパラレルワールド度合いも最後にとって付けたように描かれただけ。
これが、あの見事なカタルシスを描いた「サマーウォーズ」と同じ監督とは思えない。
声優陣も満足いくものではありませんでした。
役所さんと大泉さん以外の、有名俳優かつ素人声優さんは退場して欲しかった。
フツーの優秀な声優さんがたくさん居るのに、、、
穿った見方だけど、ジブリなき後、大スポンサーの期待と資本を投下されて、ストーリーやら配役やらにガンガン口出しされてどうにもまとまらないまんま、とりあえずなんとか夏休み公開に間に合わせた、みたいな事情があったりして、、、
それでもまぁ、とにかく観に行っただけで感動決定、みたいな思考停止な観客のお陰で、この作品まではそこそこ入るでしょうから、その潤った資金で次こそは傑作を作って下さいね、製作陣のみなさん。
「星を追う子供」でコケて「言の葉の庭」で復活した新海誠さんみたいに。
うーん、。。。
なんだかイマイチ結局何を伝えたいのか分からなかった。サマーウォーズもおおかみこどもも時かけも面白かったしどれも観た後余韻に浸れたんだけどこれだけは感じなかった。
ただ話自体は難しくないし万人受けするストーリー展開だから、面白かった、と素直な人は感じる人多いと思う。
ただ、このキャラはどうしてそう動いたのか、いうほど熊鉄と蓮の掛け合いに絆を感じたのか、もっと親子愛を描いたほうが良かったんじゃないか。敵側の内面をもっと見せたほうが良かったんじゃないか。ヒロインが都合よく動きすぎ&いらないんじゃないか、とか、キャラクター達に感情移入できる描写があっさりしすぎてる。もっと知りたい、って感じる人には物足りなさすぎるし盛り上がりにかけるじゃないか!って思った。キャラの立ち位置や台詞に重みもなにも感じなかったし、聞いたことある台詞だけがただぽんぽん出てきた感あって残念すぎた(´・_・`)
蓮が最後に進路を決めて結局勉強したいってなる意味も、ならなんで強くなりたいと思ったんじゃい!って突っ込みざるおえなかった。これじゃ幼少期のやりとりすべて否定してしまう気がしてならない。
今回はキャラが動いてるんじゃなくて、制作側のこう言わせたいああ言わせたいこうでありたいをただたんたんとアニメにあてがった作品になってしまったような。。。
観て損はまあないと思うけど、DVDで観て充分だし、もう一回観たい!って強く思わないな。
あと最後に熊鉄がいなくなる。( 蓮の心の剣? )になりましたーパターンは、ここ、泣くところですよ。って言われてるみたいでやだったな。つくも神とか急に言われてもな。
人間の暗闇
人間には胸の中に暗闇があり、バケモノの世界にはそれがないという。その暗闇のために熊鉄は殺され、神になった。そしてキュウタの胸に収まる。渋谷駅前。白鯨、鯨。蓮。父。8年間。大学受験資格。ずっと気づかなかったが役所広司の声がよかった。
意味分からない人のために解説。分かりやすそうに見えて、実は分かりにくい作品
一見、分かりやすそうなストーリーで、分かった気になるんだけど、実は真に伝えたい部分は、分からない人も多いように思う。表面で起きていることのみに注目するだけでは全体像は見えないからだ。
心の剣とは?鯨とは?劇中で説明されるけど、何の意味があるのか、わからなかったりするだろう。
鯨は劇中でそのまま、小説『白鯨』の鯨とリンクさせている。鯨は主人公の敵だが、同時に自分自身でもある。これは劇中のセリフそのままの解釈で分かる。つまり、一郎彦の鯨のイメージは、蓮が見ている自分自身のイメージでもあるのだ。それを倒すということはどういう意味だろうか。
それは、誰しもが持っている黒い部分―自分の弱い部分、何もかも人のせいにして、自分だけの世界に閉じこもることを意味しているかもしれない―を克服することを表している。それが、自分自身と戦い勝利するということにつながる。そうすることで、困難や難問に挑む心を養うことが出来る。そうした心を「心の剣」という言葉で表現している。そして具体的なイメージとして熊徹が化身した姿となり主人公の中に宿ることで表している。
困難に挑む心を持つことで、蓮は一郎彦に勝つことができるのだ。
エンタメしているようでいて、実はエンタメでもないというところに、この映画の難しいところがある。エンタメであれば、敵は極悪で、倒すべき理由があるものがなったほうがスッキリしてみることができる。でも、この映画ではそうしていない。本当に極悪な人は途中で出てきた高校生くらいで他はいない。では、なぜそうしないかというと、やはり上で言ったように自分自身を見つめ直し、改めるという部分、つまり極悪として処理できない部分との戦いであるからだ。なんともスッキリしないとしても、それはこの映画では意図しているものだ。観客にも、自分自身を見つめ直してもらうために、あえてエンタメにしていないのだ。
こういう流れがあるからこそ最後に実の父親を許せるのだし、大学受験へ向けていくら困難があろうと、蓮は努力し続けられるのだ。
以下は推測
キャラクターは西遊記をモチーフにしていると思われる。エンドクレジットで、「悟浄出世」とあったので、それを読むとヒントがあるかもしれない。ちなみに、沙悟浄は日本ではカッパだが、原作では毛むくじゃらのバケモノである。そう、実は熊徹は沙悟浄かもしれない。
チコは恐らく死んだ母親の化身か何か。何かあるたびに、母親が出てきたのはこれのせい。単に寂しさの表れかもしれないが。チコに対しては蓮以外は何も触れないので、蓮しか見えない幻かもしれない。
ラストでチコは出てきてなかった気がする。寂しいと思うと出てくる生き物だ。そうでなければ出てこない。
おおかみこどもベース
おおかみこどもベースなんかな
ベストキッドをオマージュするのかなと想像してたけど良い意味で裏切られた感じ
生みの親より育ての親がテーマなんかな
後半が時間足りてないというか
急足になってしまったかな
もうちょい楓との絡みが欲しかったかな
雰囲気を...
雰囲気を楽しむ作品かな。
感動はできるし、良い設定ですよ。
ただ、あまりに突っ込みどころが多いというか、作り込みが甘いというか...
感動させよう、とかいい映画を作ろう、という上っ面だけ綺麗に作り、細かいところは適当。
もっと設定生かせよ!と、思うところが多々あって...
だからストーリーの細かいところは置いておいて雰囲気を楽しむようにすれば、安定した作品かと。
細田監督の作品は初めて見たのですが、こんな感じなのですかね、どれも。
悪くなさいんだけど、すっごい物足りないというか、抜け落ちてるというか。
ただこれだけは言える。
チコかわいいw
久々に泣いた。
細田守監督の作品は初めて観ました。
師匠=暴れん坊の熊徹と弟子=生意気な九太(本当の名前は蓮)の奇妙な師弟関係で、お互いに成長する様がとても良く出来てました。素晴らしいです。
独りぼっちの九太は、バケモノの世界に迷い込み、色々とあって熊徹の弟子になるんですが、やり取りが面白かったですね~ ちょいちょい笑いがあったりしましたw
熊徹は九太を強くする為に教えようとするのですが、教え方が下手くそw しかし、九太は独学で、熊徹の動きを真似をしたり、だんだんと成長していきます。(^^) もちろん格闘術も学んでいきます。
楓との関係もなかなかよかったですね~ てっきりデキるのかと思いましたが、デキませんでしたが、ラストはいい形で終わったのでとても気持ちいいですね。(^^)
そして、九太と一郎彦戦で、熊徹のシーンがちょっと悲しかった。。久々に泣きました・・・ 。
ちょっとイジメのシーンが若干キツいですが、それ以外はめちゃくちゃ面白かったです!
オススメです!(^o^)
息子は父の背を見て育つ
細田守監督最新作!
「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」…新作発表の度にいつもその年のお気に入りに挙げるので、今回も非常に楽しみにしていた。
見た事ない世界への冒険、アクション、成長、淡い初恋、そして…
「おおかみこども~」が母と子の温かい感動なら、本作は父と子の熱い感動!
父と子と言っても「おおかみこども~」のように血の繋がりは無く、孤独な少年・九太はひょんな事からバケモノ・熊徹の弟子となる。
師匠と弟子と言っても敬意や固い絆はまるで無く、口を開けば言い合いばかり。
片やぶっきらぼうで暴れん坊、片や生意気だからさらに質が悪い。
修行始まっても熊徹の教え方が超下手くそ。
グッと掴んでビュッとバッ?
心の剣?
…所が、この“心の剣”に終盤感動させられるとは。
男同士ってこうも不器用。距離の縮まり方もぎこちない。
しかし、共通するものがあれば自然と距離は縮まる。目に見えてではなく、クサい言い方をすれば、心と心でしっかりと確かに。
強くなりたい。その一心で九太は熊徹を見て成長していく。
ここでニクいのは、九太と共に熊徹もまた成長していく点だ。
修行し、共に成長し、強くなる…ジャンプ世代の男子なら胸アツ必至!
青年になった九太は再び戻った人間界である少女と出会い、自分の生き方に悩む。
独り立ちを許せない熊徹は、さながら昭和の頑固親父。
いつの間にか情愛が芽生えていた。
九太は熊徹に拾われて良かったと思う。
終盤、九太と似た境遇の者が事件を起こす。
その者は、何故父と同じ“バケモノ”になれないのかと心に闇を抱える。皮肉な事にそれがその者を、本物の“バケモノ”へ変貌させる。
九太もひょっとしたらこうなっていたかもしれない。
そうならなかったのは、熊徹が居たから。
確かに熊徹は優しさの欠片も無ければ、立派で理想的な親には程遠い。
が、親の評価は子がどう成長したかで決まる。
終盤、九太をある悲劇と事件が襲うが、逃げ出したりせず立ち向かう。
その姿には紛れもなく、熊徹の強さと逞しさがあった。
息子は父の背を見て育っていた。
スピーディでダイナミックでテンポいい細田演出はいつもながら胸躍る。
徹底的にリアルに描かれた渋谷の街並み、ファンタスティックながら生活臭を感じるバケモノの世界・渋天街。この二つの世界、人間の知らぬすぐ傍で繋がっているというのがまるでホグワーツみたい。
生き生きとしたキャラ描写、豪華ボイス・キャストも熱演。
テンポはいいが展開が急だったり、少年期九太=宮崎あおいと青年期九太=染谷将太のあまりの声の違いは少々難点。
九太の実の父親の存在や九太が最後選んだ道などは人それぞれ評価分かれるかもしれない。
でも、後味良し、満足度の高い夏見るにぴったりのエンターテイメント!
バケモノと人間の師弟の絆なら、タイトルは“バケモノの弟子”。
だが、見れば納得、父と子の熱い感動物語。
だから、“バケモノの子”!
最悪の駄作
あまりに酷過ぎて、上映終了後もなかなか席から立ち上がれなかった。
とにかく目に付く脚本と構成力の無さ
良い評価を付けている人は本当にこの映画を理解できているのだろうか?
性格上感覚的に観ることのできない私にはとにかく苦痛でしかなかった。
以下悪かった点
・「展開が唐突すぎる」
これが最悪、構成力の欠片も見えない。
(1)一郎彦がなんの脈略もなくいきなり黒化する。
なんの接点もないクジラ化したり、まるで意味不明
(2)主人公も一郎彦もただの人間のはずなのに、心に闇だの不思議な力が使えたりだの
なんの説明もなく超展開が始まる。完全に観客置いてけぼり
(3)いきなり現実世界とリンクし出す
バケモノの世界内で終わらせとけば良かった物を・・・。完全なる蛇足
(4)終盤のヒロインによる一郎彦に対する説教
えっと・・・ヒロインと一郎彦って初対面ですよね?
まるでいらない。
今までまるで接点のなかった人にもっともらしいこと言っても、凄く空々しく聞こえる。
なんか伏線作っとけよ!
・「序盤のクソ寒いギャグ」
面白いと思ってるのか?
笑ってる奴なんてほとんどいなかった。
・「なぜかいつも熊徹の家にいるバケモノ二人」
どうでもいいけど、こいつら仕事は?
熊徹との関係性に一つも言及することもないまま、狂言回しとしての役割に収まっていく
なんか説明してください!頼むから
・「昨今のブームに跨ろうとしたとしか思えない壁ドン」
このシーン事前の父親と再開してからの流れも意味不明で(てか父親全然話に絡んで来ないし登場させた意味ないだろ・・・)余計にイラつく
とにかく突然ヒロインにキレて壁ドンして凄く白けた
・「で、結局荘子とやらが各地の名人尋ねさせた意味は何だったのよ?」
全く回収されず。
まるで意味のないシーンだった
・「一郎彦が蓮恨むに至る経緯が抜けてる」
序盤と最後以外にほとんど絡みのないこの二人
最後にラスボスとして登場させるなら、狂言回しの二人とか現実世界なんか放っといてもっと一郎彦と主人公絡めろよ
いきなり敵化したのには本当に冷めた。
見てたらあまりの酷さに頭を抱えること必至
・「いきなり主人公が勉強を始める」
熊徹に付いて強くなることを求めていたはずなのに、どうしてこうなった?
大学に行くとか言い出して、熊徹との今までの絡みはなんだったのよ?
途中で路線ブレさせる意味がわからない。
『総評』
現実世界と絡めるなら、普通に育ての親としてのバケモノ熊徹と、産みの親としての父親との間で揺れるくらいで良かったんじゃないだろうか?
一郎彦の黒化はマジでいらない。
とにかく説明不足で、ヒロインとの絡みも正直必要性が見えなかった。
だいたい最後「お呼ばれしちゃった」とかバケモノの世界に来るのはなんなんだボケェ。
やたらと白鯨を持ちだすのだが、主人公と何の関係性が?
ちゃんと関係性を付けろよ!
映像だけは良かった
音楽はさして印象に残らず
才能あるアニメーターを無駄にしやがって
とりあえず細田はもう監督辞めろ
ジブリ並の製作費使って出来上がったのがこれか?
いまどき三流の深夜アニメだってここまで脚本が酷いのは珍しい。
日本アニメの恥さらし
観てない人は絶対観に行かない方がいいです
マジで時間と金の無駄
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