バケモノの子のレビュー・感想・評価
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なんかすっごく新しい発見がある訳でもなく、ただ伝えたいメッセージは...
商業的な成功を確実に見込める優等生的作品
 作品のクオリティが非常に高く、商業的な成功を確実に見込める優等生的作品だと感じました。
 九太と熊徹を中心とする登場人物たちが強い意志を持って行動していく姿には勇気づけられました。アクションの迫力にも圧倒されました。ストーリーは後半からあらぬ方向へ怒涛のごとく転がっていき、笑いあり、涙あり、青春ありで最後まで目の離せないすばらしい作品でした。雰囲気がポジティブで、元気が出ます。
 ただ、少々お話を詰め込めすぎている感があり、多少説明不足なのは否めないです。周りの登場人物一人一人がもっと掘り下げられていればな...とも感じました。
 また、後味が薄いというか、情念がないというか...てんこ盛りの内容のはずなのに、なぜか印象に残りにくい作品であることも事実です。渋天街という街しかり(いわゆる"異郷の町”的イメージを切り貼りした感じ)、登場人物しかり(チコってどこから湧いて出てきたの?とか)、私たちの好む要素のいいとこ取りであるがゆえに、どこか既視感を感じてしまいます。しかしそれは裏を返せば、全ての人が楽しめるエンターテイメント作品であると言うこともできるのかもしれません。
 さすが細田守だな...と強く思いました。
映像は、とても綺麗でした。 キャラクターが、ややマンガチックな化け...
設定とキャラの見た目は良い
主人公の目的が強くなりたい→大学行きたい!にシフトしたきっかけがよくわからなかった… 今までのクマテツとの修行はなんだったの?!という気になった。
主人公がこういうアニメにめずらしくナイーブな割に、日本のアニメに必ずあるボーイミーツガールと何かかわいい生き物がとりあえずでてくる。むしろバケモノより此処を描きたかったのかもしれないが…
いつも主人公の胸にクマテツがいて突っ込み入れているとおもうと、その後の生活が面白いことになりそう 後日談は気になる
ミスチルは劇中で入れたら泣けたかもしれなかった
広瀬すずには悪いが
みんな見ればいいよ
新しい家族観
当該作品の細田守監督は、次の輝かしい経歴を持ちます。
2006:「時をかける少女」 第30回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞
2009:「サマーウォーズ」 第33回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞
2012:「おおかみこどもの雨と雪」 第36回日本アカデミー賞最優秀アニメーション作品賞
今回は、人間界とバケモノ界を舞台に孤独な少年と孤独なバケモノの交流を描きます。
「新しい家族観」を考えさせる作品で、お薦めです!
心に闇を持ち、ひとりぼっちだった9歳の「子供」を、りっぱな「大人」に育てたのは、
りっぱな親ではなく、血縁関係の無いバケモノ・熊徹であり、また周囲の人間だった。
昔は、祖父母・両親・兄弟・姉妹で構成される「大家族」が、「子供」を育てました。
現在は、
「核家族」となり、
血縁関係の無い周囲の「大人」すなわち「社会」が、良くも悪しくも「子供」を育てます。
だからこそ、将来を背負う「子供」達に、
どんな背中を見せられるか「大人」達の姿勢が、
問われているのだと思います。
「新国立競技場」問題、
1000億円を超える競技場やドームは、世界にひとつも存在しないのに、
その上、国民ひとりあたり1000万円も負担している借金大国なのに
外面を気にして、、他人の金なら平気で2500億円も使い
「子供」に、負の財産を押し付ける「大人」に、
是非とも、この作品を見せたいものです!!!
Michi
少し期待したかな?あと声優が…
いちろうひこたんの描き方が雑
今作は、1人の子供が親子との絆だけに留まらず、様々な人との出会いを通じて、思春期の闇を乗り越え大人になる話し。
闇にのまれそうになるも、広瀬すずのおかげでみんな同じなんだと気づけた染谷くん。
その対比としてクライマックスに相見えるは、思春期に喰われたいちろうひこたん。
構造としてはわかるし、言わんとしてる事もわかる、子供向けにしているため時間が長くなりすぎないようにしてたのもわかるけど、
いちろうひこたんは人を1人刺し殺そうとする程の闇を抱えた、人物というわけで、
それは本来、育ち方や運によっては誰にでもなりうるという事実を提示してこそ、なんとかしてあげたい、と思えるはず。
しかし、ダークサイドに堕ちる過程の描写が少ないし、あまりにもお粗末、只のバカに見えてしまいます。
細田さんはダークサイドに落ちてしまう人の気持ちがわからないのかな?
あまりにもいちろうひこたんの役割が機能的で感情移入しずらいため、クライマックスにも乗れず…。
次回作期待。
期待しすぎた
前半の幼少期の話は次の展開も予想できずとても面白かったのですが、後半に唐突な展開が多すぎて置いていかれてしまった印象です。
なぜ鯨と何の関係のない一郎彦が鯨になったのか?
お父さんの存在意義は?
ヒロインの存在意義は?
冷静になればなるほどひどい映画でした。
作画はよかったですが、音楽が印象に残りませんでした。
くまてつ〜〜
くまてつときゅうたの良いお話。
また観たい映画
泣けました。
なによりも序盤から泣いてた。
ちょっと意地っ張りだったり
素直になれなかったり
そういうことっていっぱいあるけど
それでも好きだったり
一緒にいたかったり
お互いがお互いを支えて
励まして、成長することもある
やっぱり人には人が必要。
1人じゃ生きていけないんだって。
自分の周りにいる人をもっとよく見て
大切な人を。大事にして
ということを考え直した映画でした。
ストーリーはいろんなものがごちゃごちゃしているような部分もあって、少し考えすぎるとつっこみどころは多い内容だったけど、もっと簡単に観てみるとほんとに面白いし感動できる話だと思う。
アニメーションは鯨のところがきれいだなぁと素人目線の感想。
心の闇
世界観やキャラクターの魅力はさすが細田守監督!という感じでしたが、ちょっと詰め込みすぎた感が…。。
無駄なシーンは一つも無かったと思いますが、きっと全てを丁寧に描きすぎたら長くなってしまうから、説明を省いた結果、詰め込みすぎた感じになってしまったのかなぁ、と思いました。
ですが、心の闇というテーマはとても考えさせられました。
闇に飲み込まれてしまう人が、犯罪に手を染めたり、自殺や薬に手を出したりしてしまうんですよね。
でも、その時に胸の剣となる確固たる意志や、大切な存在があれば、ツライことを歯食いしばって乗り越えていけるのだと、
観終わった後に元気が出る作品でした。
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