バケモノの子のレビュー・感想・評価
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師弟愛が感動する☺︎
大好きな細田守監督作品。
やっぱり良かった♡
とにかく師弟愛に感動します!
熊徹と九太の絆。
言葉ではぶつかり合うけど
絆が深く強く結ばれながら
成長していく様子が、
本当に胸に響きます!
DVD出たら絶対買いたい!
大人でも心から感動できる作品です♡
大満足!どこから切り取っても名場面です!
タイトルなし(ネタバレ)
「時をかける少女」「サマーウォーズ」「オオカミこどもの雨と雪」を手掛けた、細田守監督の最新作。
個人的には上二作は好きだが、前作であるオオカミこどもの雨と雪があまり好きではなく、期待半ばに鑑賞。
主人公のキュウタが人間ながらもバケモノの弟子になり、強くなっていくところまでは本当にこれは面白い!とスクリーンに釘付けだったが、一郎彦が闇に侵され始め、クジラが街に出て来たりしたとこくらいから、え?なんでクジラ?って視聴者は置いてけぼりだった感じがする。
一番盛り上がる最後の決戦も、映像こそは素晴らしかったものの決着がアッサリとしすぎていて感動も爽快感も得れなかった。
しかし、この映画から、父親や現代にいる子供の環境などへのメッセージ性はかなりあったのではないかと感じた。
ただ、個人的な感想としては可もなく不可もなくといったところか。
ストレート
意識しすぎたか?
アニメーション映画としては贅を尽くした感があるけど…
スタジオジブリの大作映画の後を担うものとして、背負い込み
過ぎたような気がした。商業映画くさい。
派手な見せ場を演出しすぎた気がした。
「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどもの雨と雪」たちの鑑賞後の余韻とは明らかに違う。
ほショタ監督が子を持つ親になったことが影響しているのか、
監督のワガママを通せずあらゆるものを飲み込んだ結果
としてこうなったのか、観客ターゲットを
広範な層に置いたことでのことなのかは解らないが…
求められる結果を意識しすぎたような気がする。
…あくまでも個人的な感想なので
ご自分の目で見て確かめてみてください(^_^;
キャラクター一人一人の魅力はありますし
声も合っていたと思います。
リリーさんと大泉さんは実写でもいけそうですw
役所さんと宮崎さんの親子?役は「わが母の記」以来かな。
広瀬さんは次回以降頑張って欲しいです。
父親になってみたいと
同時代に生きている喜び
「時をかける少女」「サマーウォーズ」「おおかみこどものあめとゆき」と、
新作が公開する度にクオリティの限界まで挑戦しつづける細田守監督。
その最新作を、
TOHOシネマズ六本木ヒルズの満席の劇場で鑑賞。
客層は、小学生くらいの子どもとその親、カップル、老夫婦、20〜30代のお一人様など、あらゆる層で席が埋まっていました。
感想は…、同じ回を観たお客さん全員に聞きたいくらいに、観る側の受け取り方によって印象が変わる作品だと思います。
自分の感想は、つっこみどころ・疑問点は大小あるにせよ、概ね大絶賛。ってところでしょーか。
言っちゃうと、細田監督の新作を映画館で観れただけで大満足なんです。
序盤の渋谷のシーンは、映る人が全員動いているし、建物の配置や汚れ感もそのままだし、現実以上の現実感は半端ないです。
あのシーンって、ここでロケしてたよね?あの入り口って、あそこのアジア料理屋の傍だよね?
と渋谷を歩く際に、ロケ地探しが楽しくなりそうです。
二幕目は細田監督にしては珍しく、思い切りファンタジー路線に振り切っていて、
いつもいつもチャレンジをし続ける人だな、と感心してしまいました。
三幕は、細田ワールド全開!
青春の瑞々しさ・苦さの一片を切り取る作家性に涙涙。
こんなの観たことないと驚いてしまうダイナミズムに富んだ絵作りにボルテージ沸点超え!
最後はもう、満面の笑みで劇場をあとに。
…とまあ、大興奮・大感動・大満足しておいて言うのもなんですが、
作品全体としてのまとまりはあまりなく、
映画よりもテレビシリーズのほうが向いていたかもしれません。
あと、エンドクレジットはミスチルじゃないほうがよかったかも。劇中曲のインストの方が良くない?
とはいえ、ディズニーもジブリも長編セルアニメーションを作れなくなってしまった今、
このクオリティの漫画映画を観れること自体が奇跡的なことですし、
ぜひとも映画館で観て欲しい作品です。
ファンタジーと現実
何展開もあるので、体感的に4時間くらい、2作品観たかのような感じがした。
前半は普通に面白い。千と千尋に似ているのは、あえてだろうか。同じモチーフを、俺ならこうやる、という挑戦なのか(気のせいか、バケモノの観客の中に宮崎監督のそっくりさんがいたような…)。
千と千尋では、子供が観客であることが想定された、子供の成長物語が描かれた。千と千尋の中には、大人はどうであるべきか、という視点はなく、それが無い、ということは、監督は大人に無関心、もしくは何も期待していない、ともとれる。
しかしバケモノの子では、むしろ育て親である熊テツの成長物語とみなせる話になっている。親ははじめから親らしくなければいけないということはなく、子供と共に成長していけばいい、という監督のメッセージが込められている気がする。また、親を周囲から支える人間や地域環境の重要性も語られている。
これだけの話だったら、面白いがありきたりな映画なんだが、キュータの人間の世界への復帰の話も混ざり、人によってはすごく奇妙な感じを受けただろう。
奇妙というのは、ファンタジーものとも現実ものともつかない展開だからだ。ファンタジーもののお約束は、ファンタジーの世界と現実の世界は、はっきりと扉を隔てて区別されていなければならない。
キュータの境遇は、「社会から隔離されて育った子供」の社会復帰に関する、リアルな社会問題を思わせる。こうした子供がどのような手続きが必要か、どのような道があるか示されているだけでなく、役所の「悪い対応の例」「良い対応の例」まで丁寧に出して、問題提起している。
ファンタジーでありながら、いきなり生々しい現実が乱入してくる感じは、「雨と雪」でも感じた。もしかしたらこれが細田監督の持ち味なのかもしれない。個人的には、奇妙なゾワゾワする感じがするだけで、好きとも嫌いとも感じられない。
後半の、一郎彦を倒すくだりは、正直よく分からなかった。胸の穴だとか、その穴が凶悪な力を持っていること、熊テツが「心の剣」になってキュータの胸を埋め、一郎彦を倒す力になったことなど、なんだか納得感がうすくて、無理やりっていうか…。
いわゆる「読者おいてけぼり」状態かなー。精神的な負の感情が、実体を持つとか、物理的な力を持つとかは、たぶんよっぽどうまくやらないと、中学生が考えたセカイ系みたいな話になっちゃう。
後半でのキュータとかカエデのセリフが、イタい厨二病のセリフに聞こえてしまうところも多々……。
ゲド戦記と寄生獣が混ざった感じの話だなー、と思ったけど、胸の穴の埋め方は、寄生獣みたいな方法だったら良かったのになあ。
でも、子供の頃の強すぎる負の感情に、精神的に成長したはずの大人になっても振り回されてしまう、という苦しみや残酷さは本当によく分かる。
それを魔法的な力に象徴したものではなく、きちんと人間ドラマとして見せてくれたら良かったなー、と思った。
なんかすっごく新しい発見がある訳でもなく、ただ伝えたいメッセージは...
商業的な成功を確実に見込める優等生的作品
作品のクオリティが非常に高く、商業的な成功を確実に見込める優等生的作品だと感じました。
九太と熊徹を中心とする登場人物たちが強い意志を持って行動していく姿には勇気づけられました。アクションの迫力にも圧倒されました。ストーリーは後半からあらぬ方向へ怒涛のごとく転がっていき、笑いあり、涙あり、青春ありで最後まで目の離せないすばらしい作品でした。雰囲気がポジティブで、元気が出ます。
ただ、少々お話を詰め込めすぎている感があり、多少説明不足なのは否めないです。周りの登場人物一人一人がもっと掘り下げられていればな...とも感じました。
また、後味が薄いというか、情念がないというか...てんこ盛りの内容のはずなのに、なぜか印象に残りにくい作品であることも事実です。渋天街という街しかり(いわゆる"異郷の町”的イメージを切り貼りした感じ)、登場人物しかり(チコってどこから湧いて出てきたの?とか)、私たちの好む要素のいいとこ取りであるがゆえに、どこか既視感を感じてしまいます。しかしそれは裏を返せば、全ての人が楽しめるエンターテイメント作品であると言うこともできるのかもしれません。
さすが細田守だな...と強く思いました。
映像は、とても綺麗でした。 キャラクターが、ややマンガチックな化け...
設定とキャラの見た目は良い
主人公の目的が強くなりたい→大学行きたい!にシフトしたきっかけがよくわからなかった… 今までのクマテツとの修行はなんだったの?!という気になった。
主人公がこういうアニメにめずらしくナイーブな割に、日本のアニメに必ずあるボーイミーツガールと何かかわいい生き物がとりあえずでてくる。むしろバケモノより此処を描きたかったのかもしれないが…
いつも主人公の胸にクマテツがいて突っ込み入れているとおもうと、その後の生活が面白いことになりそう 後日談は気になる
ミスチルは劇中で入れたら泣けたかもしれなかった
広瀬すずには悪いが
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