バケモノの子のレビュー・感想・評価
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偶然異世界に紛れ込んでしまった少年がバケモノの弟子となる。 反発し...
偶然異世界に紛れ込んでしまった少年がバケモノの弟子となる。
反発し合う2人が徐々に信頼で結ばれていくのはよかった。
8年経過し、少年が人間界と行き来することができるようになったわけだが、最初はこの展開は退屈だと思った。
しかし、後の展開と合わせるとやはり必要だったのだな、と思い直した。
親子愛、師弟愛、男女間の愛などが盛り込まれた良作だと感じる。
亀仙人が如何に偉大な指導者かわかりました。
獣人が暮らす世界に迷い込んだ少年・蓮/九太の成長を描いたアクション&ファンタジー・アニメーション。
監督/原作/脚本は『時をかける少女』『サマーウォーズ』の、日本を代表するアニメ監督の細田守。
蓮/九太の師匠、熊徹の声を演じるのは『THE 有頂天ホテル』『渇き。』のレジェンド俳優、役所広司。
九太(幼少期)の声を演じるのは『ソラニン』『おおかみこどもの雨と雪』の、当時歴代最年少で大河ドラマの主演に抜擢された女優、宮崎あおい。
九太(青年期)の声を演じるのは、『おおかみこどもの雨と雪』『悪の教典』の染谷将太。
本作のヒロインである女子高生、楓の声を演じるのは『謝罪の王様』『海街diary』の、後に紅白の司会やルイ・ヴィトンのアンバサダーを務めることになる女優、広瀬すず。
九太のライバル的存在、一郎彦(青年期)の声を演じるのは『STEINS;GATE』シリーズやアニメ『東京喰種』シリーズの宮野真守。
九太の母の声を演じるのは『モテキ』『おおかみこどもの雨と雪』の麻生久美子。
一郎彦(幼少期)の声を演じるのは『おおかみこどもの雨と雪』『ソロモンの偽証』シリーズの名優、黒木華。
熊徹の友人である僧侶、百秋坊の声を演じるのは『モテキ』シリーズや『海街diary』のリリー・フランキー。
熊徹の友人、多々良の声を演じるのは『千と千尋の神隠し』『ハウルの動く城』の、「TEAM NACS」のメンバー・大泉洋。
また、市役所の職員役で『花より男子』シリーズや『蛇にピアス』の小栗旬がカメオ出演している。
第39回 日本アカデミー賞において、最優秀アニメーション作品賞を受賞!
本作を観賞したことにより、遂に細田守監督の長編作品をコンプリートしました〜🎉👏
いや〜、本作も脚本が破綻している破綻している💦
最近はむしろこれがこの人の味なんだと思うようになっているので、まぁ気にはならないんですけどね。
物語は大詰め。そこで衝撃の事実が明らかになる。
😾「一郎彦の正体は人間だ!」
😱「な、なんだってー!?」
…とはならない。だって見た目完全に人間じゃない。
登場して1秒で分かったっつーの。
熊徹と敵対する猪王山の息子は人間で、そのことに本人が気づいていない=闇に取り込まれた一郎彦が九太と敵対する。
このくらいのこと、小学生でも気付くわけですよ。
もう少し物語に驚きや意外性が欲しい。
一郎彦に関しては、常に仮面を被っているとか、猪王山が幻術をかけていて周囲の人間には獣の顔に見えているとか、いくらでもやりようはあった筈。
こういうことを怠るのはただの怠慢でしょう。
そもそも、一郎彦の掘り下げが全く為されていないので、彼がラスボスです、と言われても全く納得出来ない。
あれでしょこれ?心の闇がどうこう言い出すイケメンがライバルで、しかも声が宮野真守って、つまり『キングダムハーツ』をやりたかったんでしょ?心の剣なんてまんまキーブレードだし。
残念ながら、九太と一郎彦の関係性が全く描けていない為、いきなり「おれがあいつであいつがおれで」とか言い始められても、ただの『KH』ごっこにしかなっていません。
掘り下げがされていないといえば、ヒロインの楓ちゃんもダメダメ🙅♂️
物語が1時間過ぎたあたりで登場し、20分程で九太とのイチャラブイベントをこなし終わってしまう。
いや、映画のヒロインって観客もその子のことを好きになってはじめて成立するものでしょう。
こんな薄っぺらいヒロインじゃ、同人誌も発売されんわ!
多分監督も彼女のことを好きじゃないんだろう。とりあえず恋愛イベントを発生させる為だけの、記号的キャラクターとして割り切っているのがこちら側にも伝わってきました。
たった20分ほどの登場でいきなり彼女ヅラされても、私納得出来ないわよっ!!😤
いや、本当に序盤は結構良いんです。
物語が薄っぺらいことは薄っぺらいけど、熊徹が『ONE PIECE』感の溢れる愛すべきダメ親父で、彼と九太、そしてその取り巻き達とのキャッキャッウフフ(๑・̑◡・̑๑)を観ているだけで結構満足出来た。
九太を育てることで熊徹も成長し、物語の終盤で遂にライバルである🐗と対決。
ダウンする熊徹に九太の応援が届き、最後の力を振り絞るという『紅の豚』的タイマンで決着〜!!!!
…これだけで、普通に良作になったんと違う?
しかし、ちょうど1時間を過ぎたあたりで、細田守監督の「俺ってこんなムツカシイ映画も作れるんやで〜😏」精神が溢れ出してしまう。
…いや、あなたにはそんなムツカシイ映画は作れませんから💦
ちゃんとした脚本家を雇ってからそういうことはして下さいよ〜😣
ここから映画は怒涛の詰め込みをみせる。
ヒロインとの出会いから勉強への目覚め、大学進学という目標の発見、実の父親との邂逅、一郎彦との対立、己の闇への恐れ、一郎彦のハートレス化、熊徹が付喪神になる、心の剣で闇鯨を撃破。
…これを1時間でこなそうなんて、出来るわけないだろ!?
心の闇を心の穴で吸収する?
神へ昇格する権利は他人に譲渡出来る?
人間界とバケモノ界は繋がっており、人間界への被害はバケモノ界にも影響がある?
んー、なんか知らん設定がドバドバ出て来たけど、何話か見逃したのかしら?
詰め込み過ぎているせいで、ドラマがダイジェスト化してしまっていてまるで飲み込めない。
熊徹が剣になる展開なんて、もっと涙を誘ってもよさそうなものなんだけど。
結局のところ、あれもしたいこれもしたいもっとしたいもっともっとしたい精神が悪い方に働いてしまい、一つ一つの要素が薄っぺらくなってしまったのが問題だと思う。
親子の絆に焦点を絞るのであれば、前半1時間の感じのままラストまで突っ走れば良かったのだろうし、九太の葛藤やら心の闇やらを描きたいのであれば、前半の展開を丸々カットして、後半1時間の展開を膨らませれば良かったのだろう。
いっそのこと楓を主人公に据え、渋天街に迷いこんだ彼女が九太や一郎彦と出会い、微妙な三角関係を形成しながらも九太の進むべき道を指し示していく、という物語にしてしまえば結構面白い映画になったような気がする。
超豪華なアニメーター(田中敦子さん、大塚伸治さん、高坂希太郎さん、賀川愛さんといったジブリ組から井上俊之さんや小池健さんまで!)が揃っているので、アニメーションのクオリティは超一級。
アクションシーンも多いので、普通に楽しい映画ではあるのだが、それだけにお話の破綻具合が勿体無いなぁ…。
本作を観賞して一番に感じたこと。
武術だけでなくお勉強の重要性まで教えてくれた亀仙人のじっちゃんは最高の師匠や〜🐢
📖「うふん くすぐったい だめよ もうすぐままが かえってくるんだから と まーがれっとは いったのだが ぼぶは ごういんに」
最高 友情モノに弱い自分にはドンピシャ 何度観てもいい 何度観ても...
最高
友情モノに弱い自分にはドンピシャ
何度観てもいい
何度観ても泣ける
熊鉄が熊鉄で良かった
猿と豚にお礼を言うシーンがすごくジーンとくる
その後2人で九太を褒める所も心温まる
九太と熊鉄、不器用な2人はぶつかってばかりいたけど心は絆で繋がっていた
少しの間だったけど種族や血を越えた親子の絆があった
子は親を見て育つ
だからどれだけぶっきらぼうでも親となる存在は必要
だけど育つのは子だけではない
親も子に育てられる、学ばさられる
普通に面白かった。エンドロールに入る時の歌詞がびっくりしたけど・・・笑
思ったより面白かった
見よう見ようと思いながら見損ねていました。
地上波放映したのも録画したままでしたが、やっと見ることが出来ました。
龍とそばかすの姫のレビューでは、バケモノの子もあまりよく書かれていないのを目にしました。
あちらはストーリー的にちょっとという感じもしましたが、こちらは楽しめました。
ちょっと強引な展開が有りますが、話の内容的にそこまで重要では無い所かなと感じます。
違和感はあるものの・・まぁまぁ楽しめた
バケモノの熊徹と人間の少年・九太の交流と成長を描いた作品。
■チコという白い生き物は母親?
母親の写真の横でピーナッツ食べてるチコの表情が母親っぽかったので
母親の分身的なものかな?って思うんだよね。
漣と楓にしか見えてないようだけど、なんだったのかな?
説明ないから謎のまま。
■最初の異世界への入り方が【千と千尋の神隠し】っぽい
主人公が不思議な世界へ迷い込み、本名とは違う”別の名前”をつけられ、
そこで様々な経験をする。はい、まさに千と千尋と一緒。
■前半良かったが後半から面白くない
前半の渋天街での修行時代までは良かったものの、
人間界に戻り渋谷と渋天街を行ったり来たりする後半は詰め込みすぎかな。
■なぜ図書館?
8年ぶりに人間界に戻って一番最初に向かった場所が図書館。なぜ???
本好きというフリはなかったよね。
この時はまだ人間の学校に行きたいという気持ちは無かったはず。
普通なら思い出の場所とか行くと思うんだけどなぁ。
8年ぶりの人間界なのに妙に落ち着いてるし。
とにかく説明が欲しかったかな。
■なんで鯨??
闇落ち一郎彦が特殊能力使って鯨になったんだけど、
父親に憧れてたんだから猪になればいいのにw
偶然道に落ちてた本を拾って「鯨」という字を見たから?
そもそも一郎彦は鯨って読めたんだろうか?
赤ん坊のころからずっとバケモノ界で育ってきたはずですよね。
彼も時々人間界に行き来してたのだろうか?
■九太と熊徹の絆に感動
血は繋がってなくても深い絆で結ばれている。
『あるだろ。胸ん中の剣が!』この言葉が全てですよね。
もちろん自分にとっての”大切なもの”という意味なんでしょうが、
神になって九太の胸の㊥の剣になった熊徹。
『あるだろ。俺たちの絆が!』って言ってるように
私には感じました。最高に泣けますぅ!!
多少違和感や謎が残るものの、最後はちょっと感動しちゃいました。
もうちょっと分かりやすい脚本だったらもっと良かったのになぁ~。
良質なカンフーアクション映画
親子関係と師弟関係を照らし合わせながら、強さとは何かを問う、男の子向けの作品。
母の死でストリートチルドレンとなった少年・蓮を、バケモノの熊徹が拾い、九太と名づけて自分たちの世界に連れてゆくところから物語は始まります。
ガサツな熊徹にウンザリしながらも、持ち前の粘りづよさと飲み込みのよさでどんどん強くなり、バケモノの世界で認められてゆく九太。
大きく成長してふとした事から人間界に顔を出し、そこで人生の指針となる存在・ヒロインの楓と出会います。
学校に通う事を決め、父との再会も果たして人間の世界に戻る事を決める蓮ですが……。
熊徹のライバル猪王山との鞘当てと、本戦となる次期宗主決定戦の、力強くもキレのあるアクション演出。
そして九太の合わせ鏡となると存在・猪王山の子、心の闇に飲まれ圧倒的な力を無差別にふるう一郎彦からの、恐ろしくも迫力満点の逃走。
「アイツは俺が倒さなければならない」
追い詰められて覚悟を決めた、蓮と楓、そんな二人を救う一振りの剣、果たしてその正体は?
冒険と格闘と仲間とのきずな、男子が大好きなものが全てつまった魅力的なアクション映画、どうぞたっぷりと堪能してください。
いい悪いはそれぞれだから二分する
意見は二分される映画だろうな。
だってストーリーはそんなに練られてないもんね(笑)
ただキャストは華が有るし🌼そういう点でファンはある。で、僕はいい悪いは表明する必要はないと思うのである。だから、この映画で一番ハッとしたところを書き出しグーとしたい。久太と楓が会話するシーン。楓が親の期待を一心に叶えようと頑張るもそんな気親知らず。と言う。そこは正に今だよなぁ。とハッとしてウンと頷いた。きっと今の子は風の子どころかバケモノの子なんだよ、。我欲に忠実で周囲見渡せず責任取らないオトナこそ現代のバケモノなのだ。と映画の問うメッセージを受け止めた◎
キャラクターデザインの線は好き
見応えはあったけど・・・
観る人の人生経験による
後半からの展開がイライラ
前半の修行から九太と熊徹との師弟関係を構築していくところはとてもワクワクしながら観ていたのですが、九太が人間界に戻っていったところからとても、観ていられなくなりました。
ヒロインの楓の登場からクライマックスにかけての強情さというか、空気の読めなさにとてもイライラして、最後は渋天街の宴にまで顔を出す始末、、。面の皮が厚いというか、サマーウォーズとおおかみこどもの時から思ってたのですが、ヒロインがマジで感情移入出来ないです。
そして、九太以外の熊徹の弟子だったり、最初に出てくる大人達だったり、楓をいじめるチャラい同級生だったり脇役がしっかり脇役で記号的にしか描かれていないところもなんか、「こうゆうの出しとけばこう観れるっしょ」みたいな細田監督の表現の薄っぺらさが随所に見られてとても不快でした。
プロフェッショナル仕事の流儀で最後のセリフのディレクションがとても抽象的なところを観ると、細田監督はそのぐらいのビジョンでしか脚本を書いてないのかと思い。子どもを育てている身としては、これが父と子の成長物語として打ち出している事にとても遺憾でした。
男の子を一人前に育てる
ヒロイン不要論
うーーん。ストーリーは普通に面白いし、キャラも良かった。ただ、広瀬すずが声優のヒロインに尺取りすぎ。そのせいで物語後半で一郎彦が堕天した理由も少ししか触れられてないし、いきなりおかしくなったように見える。また、最後のヒロインの説教シーンがうざすぎた。
このヒロインがいなかったら、普通に良作だったと思う。
全570件中、21~40件目を表示










