バケモノの子のレビュー・感想・評価
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意気は伝わってくる。けれど…
結論から言うと、これまでの細田守作品に比べ正直やや見劣りする内容でした。 九太と熊徹は一見ソリが合わないと思いきや、“孤独”という共通点から惹かれ合うものがあり、切磋琢磨していく。そのくだりはすごくいい感じなのに、九太が人間界に戻ることで話が右往左往。もちろん、人間界のシークエンスが無ければ映画が成立しないのですが。時折登場する母親の幻も、生前の親子のふれあいのシーンがほぼ無いため、心の琴線に触れるまでには至らない。ひとつひとつが惜しい。 絵のタッチ、音響の迫力などは細田作品過去最高と言って相違ない。熊徹と彼のライバル・猪王山との対決や、代々木競技場でのクライマックスなどは、スクリーンで鑑賞するに十分値するものです。ただ私はそこよりもドラマ部により注力してほしかった。
世の中にはいろんなシガラミがあります
よかったですよ。 もちろんプロの声優さんのほうがいいに決まってます。 でも役所さんも大泉さんもとってもよかったです。 広瀬さんなんかは、まだ若いのにすごいなと思いました。それ以外の有名人さんのアフレコは確かに。。。 レビュー見てると酷評もたくさんありますが、作っている人たちは みんな一生懸命なんです。 でもやっぱり世の中にはいろんなシガラミがあって「上」の方から「力」を使って口出すほんの一握りの「大人の事情」を振りかざす人たちによってダメにされちゃうのはとっても残念ですね。 凄腕だけど人徳がない熊鉄、恵まれない環境ゆえに小生意気な九太 それぞれの成長がきちんと描かれていて。 とってもぐっとくるシーンがいくつかありました。 聖人君子の猪王山、ダメダメの熊鉄 どちらの子育ても結果間違いではない。親も子も一緒に成長するんです。 誰もが抱える「心の闇」 一人でも多くの人に「熊鉄」が寄り添ってくれることを切に願います。
一郎彦。
一郎彦が主人公だったら、どんな映画になるかなと思った。
九太と同じ”人間”でも大きく違う、九太と一郎彦。
一郎彦の親は、傷つけないために嘘をついていたけれど、結局わかってしまうことだし、きっと、一郎彦は幼い頃からわかっていたんだと思う。
『誰でも闇を抱えている』
『人間だからってみんな悪いんじゃない』といったニュアンスの台詞や
ポスターの『キミとなら、強くなれる。』という言葉がとても印象に残りました。
あと人間の心にある『闇』が見えたらこんな感じなのかなあ、というのが面白かったです。
子どもも大人も楽しめて、ふと、考えさせられる深みもある素敵な作品でした。
期待値高すぎた‥
内容が薄かった
鯨のシーンは幻想的できれいだったんですが‥
観ながら、途中、どう終わるんだろうと思いながら中途半端でした
一朗太はどう見ても最初から人間に見えた
染谷くんの声はいい。
力強く、守ってくれそうないい声。
脚本軽視 チームジブリ系プロデューサー達の才能潰しの商売優先
毎月一日の割引で見てきたが、金返せ〜 まあ、論理的に細田君に問題点を指摘してやろう。 1。細田君は脚本が書けない。 前作までの高い評価は奥寺 佐渡子の仕事にかなり帰せられると言うことが分かった。今回も脚本協力だったが全部任せれば良かった。脚本が書けなくてもいい監督はいっぱいいるが、いい脚本家にみな任せているだろ。 2。構成がめちゃくちゃ。 ビジュアル的に詰め込みたいことを詰め込んだのは分かるが、ストーリーが破綻している。ストーリーもキャラの心理ももっと、整理しないとだめだ。渋谷と渋天街の行き来がどうしてできるか、よくわからない。行き来し過ぎだ。せいぜい、行き来は2回位にすれば良かった。 3。キャラの心理描写が下手過ぎ。 なぜ、久太と熊徹がいがみあいながらも同居する理由が描かれていない。この辺が家族ものの醍醐味だが、全くえがけていない。 熊徹は師匠に命ぜられてからと言っても久太への愛情が十分描けていないし、久太も母親の親族から逃げたのに、なぜ熊徹に惹かれたのか十分描けていない。というか、細田は説明の労を軽視したのだろうか。 4。敵役が弱い。 で、世界を相手に戦うのがこの手の夏休みアニメの売りだが、敵役の少年が弱い。心の闇とやらもよくわからない。悪と成った経緯が見えない。これも脚本の弱さである。 5。声優のキャストがだめ。 まず、みやざきあおいには役が重すぎたようだ。役所広司も実は演技が甘いのは、実写の演技でもわかる。かりに三船がやったら、もっとワイルドで切れがあったはずだ。(三船は実は大変デリケートな人でうしおそうじとか、菅原文太に敬愛されていた。) 九太の青年期の染谷もヒミズもそうだが、演技表現が十分じゃない。演技派だとかおだてすぎたようだ。あにはからんや、広瀬鈴がメインぢゃ一番良かった。もちろん、わきやくじゃ中村忠がぴかいちではあるが。もう、奥田とかのチームジブリは有名芸能人を声優に使わないでほしい。 6。日テレ、電通、東宝のチームジブリは監督をあまやかすな。 この今まで鈴木敏夫をちゅうしんとして、宮崎でくってた連中は細田に丸ごと乗り換えたが、宮崎も鈴木や奥田誠二に取り込まれてから、駄作の連発をしている。監督を作家扱いして、自由に作らせる環境を整えるのはいいが、無責任におだて上げて、スタッフや製作の意見を聞かなくなくするのはよくない。その大きな現れとして、とくにアニメーター監督はちょっとうれると、脚本軽視をしたり、賭けもしないのに自分で書いたりする。 細田君よ、電通日テレなんかがかまなくても、つぶれかけのマッドハウスで佳作を撮れただろう。ここは全てを捨てて初心に返ることを警告する。チームジブリが如何に才能をスポイルしてきたかわかるはずだ。 7。ビジュアルはまあまあ。 背景は結構良かったがCGや写真をなぞったところは実写かと見まごうようで、違和感を覚える。CGは分からないように使うのがミソだ。 あと、作画は超豪華だが、原画の演出チェックが甘いようだ。もったいない。これなら、B級アニメーターで十分。細田は自分より上手いアニメーターにNGを出しづらい分、コンテに集中してるんじゃないか。もっと、きびしく、直させればいいが、その根拠も脚本やキャラの心理を把握していないので、曖昧で、アニメーターになおさせられないのだろう。 8。音楽はうるさい。つけすぎ。 全編うるさい。静かに見たいところでは音楽をつけないか、しずかなものにしてくれ。この点、高畑勲はうまいので、みならうように。 結論。脚本が書けないアニメーターは監督するな。また、チームジブリ系の電通、日テレ、東宝系プロデューサーに食われるな。 角川とかマッドハウスのインディペンダント系に細田は救われたことをわすれないでほしい。
とにかく好きですね。 物語は王道の少年の成長物語、そして家族愛。い...
とにかく好きですね。
物語は王道の少年の成長物語、そして家族愛。いろんな家族の形あるなかひときわ特別な師弟関係。親子関係に近くなるであろう環境です。9年間怒鳴りあったり共に修行したりしてお互いの事を分かり合って九太が大人になってくのを見守る熊鉄に涙腺ギュルギュルになりそうで、なぜか感情移入はしきれなかった。最後のつくも神の件とかが気に食わなかったのかな。あとなぜ鯨?とか思った。深い意味でもあるのか
宮野真守は声かっこ良すぎ笑った。他の声優さんというか役者の方々もすんばらしい。諸星すみれファンからしたらもっとチコも一緒に成長したりして欲しかったな。
心の剣とかは厨二心をくすぐる。冒頭の大泉洋さんとリリーフランキーさんの語りとか抜群に良くて、ワクワク感が止まらなくて、早くもこれは観てよかったとか思う。
ファンタジーに渋谷の景観と、新しく感じる点も多く、時間経過も自然でやはり楽しく鑑賞できた事と満足感は噛み締める所がある。期待して、ちゃんと期待値へ届かせてきたなって思いました。僕は好きです。
今までの細野作品と比べるとまぁ普通なんですけど、今作のバケモノの子も好きです。
しいて言えば、時をかける少女ほどの衝撃は無かったかな。
ううううーん。
一応ファンではありませんが細谷守監督作品またスタジオ地図作品は網羅しているつもりですが、、、 今回だけ、本当にこの「バケモノの子」だけ期待外れでした。その他の作品はアニメとは思えないほど表現豊か且つ物語性の完成度も高い作品ばかりでした。下の誰かのレビューにもあった通り細谷守監督は恐らく第二のジブリを作るつもり、もしくは作るように上から圧力を掛けられてるのでしょう。そうとしか考えられない作品でした。人間の心に巣食う「闇」というのを表現したかったのでしょうが、表現しきれていませんね。結果的に話がまとまっていない様な気がしてなりません。次作に期待してます。
個性あふれるキャラクター達が素敵!
面白かったです!ありえない設定なんですけど、作品にひきこまれてしまいました。キャラクターがみんな個性があって素敵でした! 笑って泣けて感動して…細田監督の作品はハズレがないなあと思いました。 ただ、声優さんがもう少し上手だったらなあと思うキャラクターもいたのでそこが少し残念でした…
子どもと観て良かった
『バケモノの子』直接的でセンスの無い作品名で、全く期待していませんでした。 でも映画館で観る価値はありました。 チコの存在や、ちょいと無理矢理なラストは、プロモーション側とのせめぎ合いもあったのだろうと邪推。 他にも、もう少し何とかならなかったのかという部分はありますが、色々と重いテーマを盛り込んだ割に、2時間でうまく消化していると思います。 子どもの評価と合わせた星です。 制作側にはポストジブリの圧力に負けずに頑張って欲しいです。
途中までよかったのに…
終盤前まではとても面白いと思って観ていたが…結局は力vs力かい!
一郎彦の心の闇を救うなら武術じゃなくて心のケアをするのが妥当だろう。
また一郎彦は闇と化するぞ! 何の解決にもなりやしない!
この他にもチコの存在、母親の幻、声優選びなど疑問点ばかり。
監督の遊び心なのだろうか? だとしても納得いかないそんなアニメ映画。
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