「金泥棒」バケモノの子 eさんの映画レビュー(感想・評価)
金泥棒
今までの細田作品の中でワースト。おおかみ子供の方がまだ面白かった。
以下全てネタバレ。
最初バケモノに弟子入りしてそれから強くなっていく男の子の物語かと思えば、中盤から現代の世界に逆戻り。
そして女の子と出会って突然勉強しだして
もうそこで、はあ?といった感じだった。
男の子がバケモノの世界で強くなる物語じゃないんかい!と。
しかも中盤現代戻ってから役所こうじが全然出てこなくなる。
え?私は今まで何を見ていたんだ?バケモノの話し見てたはずなんですけど・・・
そして佳境。
役所こうじとイノシシのおじさんが戦っているところでアクシデント。
イノシシの子供が心の闇を発動し、暴走。
しかし、主人公は偶然にもギリギリ心の闇を発動しなかった。
なんでやねん!!
そもそも、人間の心の闇がバケモノより深い理由が不明。
女の子と男の子が渋谷の街を逃げたり戦ったりする。
女の子がイノシシの子に、お前の心が弱いからそんな姿になってしまったんじゃ!的な事を言っていてイノシシの子供が少し不憫に思えた。
そして収集をつけるためにつくも神になった役所こうじ。
男の子が役所こうじを使ってイノシシの子の闇を切る!
どういう原理で切ってんだよ!
そして、つくも神になったから役所こうじは主人公の心の中でずっと生き続けてるぜ!
ってなんでやねん!!!!!
わけがわからんわ!!!!!
父親は息子の中では神格化して心の中で生き続けるって事か。
ゴッドファーザーか。
神になれるほどあの狼男は父親してたか?
中盤からほとんど主人公とからみがなくなる役所こうじに、人間の女の子と出会ってからどんどんバケモノの世界に興味が薄れていく主人公に興ざめ。
★1
原作つきの細田監督の作品が見たいです。