「【習うこと、学ぶこと、考えること、教えること、離れること、感謝すること、助け合うこと、受け継ぐこと、成長すること】」バケモノの子 ワンコさんの映画レビュー(感想・評価)
【習うこと、学ぶこと、考えること、教えること、離れること、感謝すること、助け合うこと、受け継ぐこと、成長すること】
勉強も、習い事も、スポーツも、仕事も、案外重要な心構えは同じなんだと思う。
大人になって当たり前のことが、子供の時分は、かなり難しいことだったりする。
そこから習ったりしながら、いろんなことを覚えていくけれども、改めて他の人に教えてみて、自分が理解出来ていなかったところを確認したり、自分の正しさを再認識したりして、知識や経験の幅を広げたり、深めていくのだ。
大学の教養課程の体育で、個別競技を専攻した時に、講師の空手の先生が、守破離について説明していた。
これは、僕が習っていた書道でも重要な考え方で、初めは師に従い習っていても、ゆくゆくは自分らしさを加え、更に、師とは異なる自分のものにしていくという道程を表したものだ。
この「バケモノの子」は、こうした考え方を示すと同時に、師に感謝し、時には助け合い、更に、成長することが出来るという可能性も示しているのだと思う。
空手とか書道とか東洋的なものを例にとったけれど、これは万国共通なんじゃないのか。
熊徹の心は、九太に宿ったのだ。
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近大さんのコメント
2021年7月11日
コメントありがとうございます。
時々目立ちますよね、あからさまなアンチレビュー。果たしてちゃんと見てレビューしているのか、ただ悪口言いたいだけなのか…。
“作品”や“監督”としてなら、『SW』や『ハリポタ』や宮崎駿のように細田守もそれほど人気ある証拠だと思ってます。間もなく公開の『竜とそばかすの姫』楽しみです。
アンチレビューもですが、ある一定の作品への異常な高評価レビューも気になります。
レビュー投稿の管理は、自由なのか緩いのか…(^^;