「少し詰め込み過ぎ」バケモノの子 よしさんの映画レビュー(感想・評価)
少し詰め込み過ぎ
母親の死がきっかけで家出をした少年が、異世界でバケモノの弟子となり修業に励み、成長する物語。
「少年の成長譚」、「青春の苦悩」、「親子と師弟愛」、「恋愛」、そして「人間の性」。そんなことを描いた作品だと受け止めましたが、少々詰め込み過ぎに感じ、何を見せらているのか分からなくなりました。
また、人間社会に戻ってからの展開がご都合主義に感じられ、戸惑いを覚えます。
声優については、序盤は良かったのですが、後半の染谷将太と広瀬すずが出てくると拙さが感じられ、興を削がれます。
ビジュアルは美しく丁寧で、動きも迫力があるものでしたが、映画として観た場合には評価し難い作品に感じられ、評価はやや厳しめです。
コメントする