劇場公開日 2015年7月11日

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「【人間界”渋谷”とバケモノ界”渋天街”のパラレルワールドが魅力的に描かれる。九太が熊徹との交流を通じて成長する姿も眩しい作品。】」バケモノの子 NOBUさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5【人間界”渋谷”とバケモノ界”渋天街”のパラレルワールドが魅力的に描かれる。九太が熊徹との交流を通じて成長する姿も眩しい作品。】

2019年12月27日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

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 この世で、バケモノ熊徹(声:役所広司)と偶然出会った少年(声:宮崎あおい)が強さを求め、異界へ旅立つ決意をし熊徹の弟子、九太として成長していく。
 いがみ合っていた二人が、お互いに不思議な絆を感じ始め・・。

 成長した九太(声:染谷将太)は、この世で高校生少女楓(声:広瀬すず)に出会い、新しい価値観を学んでいく・・。

 世界観が独創的であり、実に魅力的。
 尚且つストーリーの根幹は少年の成長物語であり、(ちょっと風変わりな)親子の絆を描いている王道テーマの作品。

 異界で登場する
 ・百秋坊(声:リリー・フランキー 見た目もリリーさんに似ていると思ったのは私だけかな?)
 ・多々良(声:大泉洋 このキャラクターも大泉さんとマッチ)
 ・チコ(声:諸星すみれ)
 ・宗師(声:津川正彦)
 ・一郎彦、二郎彦兄弟と父、猪王山

  も実に魅力的である。

 そして、猪王山と熊徹との手に汗握る決戦。
 近年の邦画アニメーションの中でも秀作の部類に入る作品であると思う。

<2015年7月11日 劇場にて鑑賞>

NOBU