「声優と俳優の技術は全くの別物です。」バケモノの子 求む演出力向上さんの映画レビュー(感想・評価)
声優と俳優の技術は全くの別物です。
最後の方では涙腺も弛みましたし、よかったんですが、台無しにしてしまっている点が一点。鑑賞者の皆様も恐らく何かわからないけどなんか違和感が。。。と感じておられた方は少なくなかったのでは?
今回のキャスティング、プロの声優をなめすぎです。
殆どが声優じゃなく、有名な役者さんじゃないですか!
プロの声優さんの方は恐らく口に出さずとも実は強く感じておられるんじゃないかと思いますが、役者と声優の技術は全く別物です!
どの方も役者としてはそれぞれの魅力的な個性を持っておられて、大好きな方もいっぱい出演(!?)されてますが、実写のドラマや映画のアフレコと同じ喋りではダメですよ。(因みに映画とドラマの演技も同じじゃダメなんですけどね。。。)
声と絵が馴染んでないんです。分離しちゃってるんですよね。さらには、有名であるがゆえにアフレコの様子が頭に浮かんじゃうんですよ。
有名な役者さんであっても、声優としての技術を理解している(感覚的にかもしれませんが)役者さんが声の出演されている場合は、アフレコの絵が浮かぶなんてことはありませんから。。。
これは、役者さんが悪いのではなく、それを客観的に見れる筈の演出・監督さん、またキャスティングやディレクターさんの拘りに期待したいところです。
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