あんのレビュー・感想・評価
全192件中、81~100件目を表示
予備知識なくスタート。 あんとはそういう意味ね、のレベル。タバコ吸...
予備知識なくスタート。
あんとはそういう意味ね、のレベル。タバコ吸ってる時点でダメ、とかツッコミつつ鑑賞。途中からどんどん重くなる。そういう映画だったのか。
河瀬直美監督と樹木希林による反則映画。最後の樹木希林の述懐は涙無くして見ることは出来ません。自由の意味、生きる意味を考えさせられます。
綺麗事の感想は述べたくありません。近所にあの店があって買いに行けるか自信がないから。もともと甘党じゃないし(笑)
また素人ガール使ってるなと思ったら、樹木希林の孫やったんか。永瀬さんはこの役ぴったり。水野美紀、もっと悪く活躍して欲しかった。浅田美代子腹立つわ(役柄で)市原悦子はどうしてもギャグに見える。
にしても樹木希林すごいな。感想羅列です。
すぐそばにあるもの
差別が根底にあるのだけれど、それよりも人が生きて老いていく、ごく当たり前の事が普通に描かれている。樹木希林の演技があまりに自然すぎて、誰もが自分の母親やおばあちゃんと重ねてしまうはず。小豆が苗から実り、あんに変わるように、人間もあらゆる出来事を受けとめながら、歳を重ね熟成していく素朴さを感じた。
これは是非見てほしい。
和菓子職人の話かな、と思ってたらとんでもない。初河瀬監督作品でした。
希林さんと永瀬さんの交流が、心温まり。そして電話を持たない希林さんとの手紙の往復。泣けましたね。ラスト。これは後世に残してほしい、作品です。
余談ですが、永瀬さん演じる店長。もしかしたら深夜食堂の「マスター」みたいになってるかもね。
いろんな人に薦めたい映画
何気ないところでホロリと泣ける
動物の偏見を持つ性に
沸沸と憤りを感じる
自分の中の偏見を
一つでも多く、生きている間に
減らしていきたい
鳥のさえずり
日差しが眩しい
風が吹く
お月様が綺麗
暑いときには
誰かが扇いでくれる
寒いときには
暖かいものを着る
生きてることと
自由なことを
感謝したい
映像も綺麗
春に観たい
早く誰かに薦めたい
素晴らしい
できるだけ多くの日本人に「あん」という映画を見て欲しい…そう思いました。
見終わった後に色々と考えさせられました。
下らない映画が多い最近の邦画で「あん」の様な素晴らしい作品に出会えて嬉しかったです。
ドキュメンタリー畑出身の監督ならではのキャメラアングル
予定調和なストーリーだが、囲いから抜けられない人生を送ってきた人間同士がどら焼き屋の狭い店内で一種の擬似的な母子関係のような邂逅を結ぶとゆう構図がいい。
樹木希林の演技に賞賛の目が集まるのは当然だが、それを引き立てる側の永瀬正敏の存在感が圧倒的。
別格
私は役者と言う者を知らない。
だか彼女は別だ。演技とは思えない。
内容は基本的に狭い鳥籠の用な店、部屋だけで進んでいくがラストは外へ出る。
ここからが始まりと言うところで終わります。あ~んもぅ
彼女の出演作品だけはついチェックしてしまう。視聴に偏見はいけないと思いつつも
別格を観たい方にオススメ
ハンセン病
1996年にらい予防法が廃止され、元患者(回復者?)の人権回復が未だに叫ばれる事を描いている。
今現在では“らい"と言う言葉すら差別用語にされており、使わないようにされている。
当時の彼らには断種や堕胎と言う人権蹂躙が行われ、今や本人も家族も高齢で、若くして施設に隔離された本人には身内すらその存在を知らないものも多く、すでに生家を失なっている事すらある。隔離入所の際には持ち物(衣類、金品)はおろかその名前すら奪われていた。この歴史を理解しておけば、この映画に対する想いも相当違うと思う。
しかし、作品はその事を徳江のセリフと
ワカナのハンセン病患者を調べるシーンのみで語らせ、物語としては薄味に仕上げている。
過剰にその事象をあげてお涙頂戴作品になってない故に観られる作品と思う。
ただ、ラストは何か物足りなさを感じてしまった。
それが私自身の過剰な演出に馴れた弊害なのか?は解らないが、樹木希林本人の余命は少ないだろうからどれが遺作になるか?解らないので彼女の出演作を見続けていたい。
全192件中、81~100件目を表示