怒りのレビュー・感想・評価
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報われない怒りという共通の悲しみ
不条理な扱いに怒りを感じ、この扱いを変える為に抗議や意見を関係各所に申立て、これを受けた機関が解決を図る。この様に社会は少しずつ改善されるが、大きい問題でも被害者が少ないと解決されず、やり場のない怒りが残される。加害者は逃げおおせたと思うだろうが、世の中にやり場のない怒りを感じている人は少なくなく、いずれその怒りに飲み込まれる。
いろいろ盛りすぎ。沖縄の男の子の演技がいいだけ。
原作が小説なのもあって、映画の140分くらいじゃ、まとめられんだろう、と。 原作は未読なんですが、これ小説でも、伝えたいこと多すぎて微妙なんじゃないか? 沖縄の基地問題だの、差別だの、サイコパスだの、風俗だの、同性愛者だの、なんだの。 妻夫木と綾野剛の話、ストーリーとしてはいいんだけど、入れる必要あったんかな?ってかんじ。 文学脳ではないので、わかりません。 森山未來、綾野剛、松山ケンイチの3人で混乱させるためにわざわざねじこんだんじゃないか?と思っちゃうくらい。 犯人の動機も微妙だし(まあ、この手の頭おかしいやつにはちゃんとした動機なんてないのかもしれないが) 俳優さんたちの演技が素晴らしいだけで、 他はとくに。 あと個人的な話なんですが広瀬すずが大嫌いです。でも、いい役を、いい演技でしていたと思います。 1番素晴らしかったのはあの沖縄の男の子。誰よりもよかったので他の映画でもみたい。
俳優の演技が半端ない
宮崎あおいの演じる頭の弱い子。 これが本当に頭弱そうに見えて、演技力の凄さに脱帽。 広瀬すず。彼女のファンなのでとても辛いシーンだったけど、迫真の演技で「自分の中の黒い怒り」が沸々と湧き上がって来て、アイツら許すまじ!と震えたからね。 演技なのに、ここまで観る人に迫るのは、広瀬すずの女優としての凄さなんだろうな。 救いのない映画だったけど、観て良かった。
わかりにくい
原作を読んでないせいか???になるところが多い。何が言いたいのか何も言いたくないのか。 演者人は素晴らしい。特に愛子役の宮崎あおいとたつや君役の子が際立ってたかと。 だからなんだかもったいない。
たいくつしないけど
激おこぷんぷんの とにかく、怒ってるのが タイトル通りテーマ 怒りとは悲しみなのか なんなのか 悲しい 韓国のサッドムービー的な要素も ハリウッドのバベル的な要素も しかし、サイコちっくな要素も たいくつしないけど 少し滑稽なような ブッキーと剛がエロい
誰に感情移入するのか
喜怒哀楽のなかで一番エネルギーを消耗するのが怒りではないだろうか。タイトルどおり、いい意味で視聴者のエネルギーを消耗させる作品だった。 少年は彼女を守れなかった。後悔と自分に対するふがいなさを抱え、それを唯一話せたのがあのサイコパスだった。大切な彼女を侮辱された怒り、せめて誰にも言わないで、の言葉を守ろうとして、少年は彼を殺したのかもしれない。 あのサイコパスも、日雇いバイトをしていて現代の社会の理不尽さを身に受けていて、社会に対して強い怒りを持っている、という背景があればサイコパスではなかっただろうけど、広瀬すずに対しての語りとか、完全にいっちゃってたので情状酌量の余地はないな。 他のレビューにもあるけど、怒りの矛先を間違ったところにぶつけてるんでしょうね。 この映画で1番グッときたのは宮崎あおい。 泣きの演技は本当に感動した。人間が本当に後悔したときの表情、すごかった。社会的弱者という役柄を演じきった。でももやもやするねー 綾野剛はもうやたら色気があって、存在感だけで映える人だな。すごいなあ。なよなよしなくてもゲイにモテるよ、きっと。妻夫木はやたらできる男っぽく演じてたのがちょっと面白い。妻夫木の人の良さが滲み出ちゃっててチグハグでw 音楽も感情を引き出させるいい効果がありましたね。 揺さぶられたい時に観るとよろしい。
思ってたより意味があって深い
信じていいはずの人を信じることができず、信じてはいけなかった人を信じてしまい、、、 でも知り合ったばっかりの人間を信ずるべき人か、信ずるべきでない人が判断するのは難しい。 それぞれ自分自身に対する怒り、世の中に対する怒り様々な怒りが存在していたと思う。 大事なものは減っていく、この言葉にちょっと納得させられた。
人を信じること
この作品では、人間の関係性がリアルに描かれていた。人を信じることを簡単に思える人もいれば、簡単ではない人もいる。1つの疑いからどんどん疑ってしまい、信じられなくなってしまうこともある。人を信じるということがいかに難しく、人から裏切られることがどれ程悲しいことなのかを考えさせられた。
愛する人
さまざまな愛の形を描いた映画でした。 また、愛するがゆえに疑う心が出てしまった時の感情はどうしていいか分からない。 何が正しいのか、過ちなのか、 やはり結果論になってしまう。 色々と考えさせられる映画でした。
何か、怒りというより、・・・切ない。p(´⌒`q)
3つのストーリーが、 交わらないで、同時進行。 3つのストーリーの中に、 それぞれ怪しい人物が・・・。 色々な「怒り」の感情。 でも、何か、怒りというより、悲しみや悔しさ、って感じがした。 ・・・切ない。p(´⌒`q) 森山未來、怪演だったぁ~。
よかった~。一年前から映画化されるのを知ってただけにずっと待ってい...
よかった~。一年前から映画化されるのを知ってただけにずっと待っていた原作も読んだ。 タイトルは怒りだが、3つの話に共通するのは信頼・裏切り。と考えると、信頼や裏切りの感情の紙一重に怒りがあるんだなーと。 千葉の漁港 沖縄の離島 東京のど真ん中 3つの話が殺人事件の容疑者では!?と疑い始めるところからだんだん信頼が裏切りになり、怒りになり。 結局の犯人の「人を見下すことでギリギリ人として保っていた」というのはとても分かるような気がした。ボクは共感はできないが。 出演者みんないい役者さんで、どの話だけでも1本の映画になりそうなくらい。 これは日本アカデミー賞でいくつ入賞するか、という作品になりそうだ。
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