「原作との違い」怒り みるさんの映画レビュー(感想・評価)
原作との違い
原作が素晴らしかったので映画版である本作も視聴。
原作と映画版ではストーリーは概ね同じですが、映画化に合わせて内容が大幅に削られています。
なにせ500ページぐらいある小説をたった2時間の映画にしなければならないのです。しかも主人公が4人ぐらいいるストーリーをたった1つの映画にまとめないといけないのです。
そのため映画では説明不足で感動できるシーンもあまり感動できない人もいたのでは?
なぜなら映画版では一つ一つのストーリーを冷静になって考えると別に大したことをしてなかったりするからです。「借金取りがくるから逃げただけ」みたいな感じで。
でもちゃんと小説ではその辺は何百ページにも亘って丁寧に描かれているので、映画にピンとこなかった人は小説も読むことも推奨します。
…こう書くと映画が素晴らしくなかったかのように思えますが、映画はめちゃくちゃ素晴らしいです。あの長い原作をよくここまで綺麗にまとめたなあと感心します。
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