「残酷。それでも生きる時、湧き上がる感情。」怒り makoさんの映画レビュー(感想・評価)
残酷。それでも生きる時、湧き上がる感情。
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好意を持つ相手に対する疑惑。
『もしかしたらこの人が殺人犯…?』
設定が振り切ってるので映画としてエンターテイメント性が高く、すごく引き込まれます。
ただ、血みどろの殺害シーンより、純粋無垢な少女が愉快に犯されるシーンの方が生々しくてトラウマチック。2度と見れません。可哀想で胸が引き裂かれます。足首から吊るされて、笑いながら皮を剥がれるような残酷さ。
こんなことが実際何度も繰り返し起きている世の中であることを突きつけられ、気づかされ、ゾッとします。
映画の中にふと見える現実。
それでも生きる女の子は時間と共に逞しくなっていく。
あの子は知ってる子?
人ごととは思えない。
湧き上がっては、腹の中に深く沈める暗いもの。
それが包み込まれるように浄化される各々ラストの一瞬は美しく希望に満ちています。
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