「役者と監督の渾身の作品」怒り asm0601さんの映画レビュー(感想・評価)
役者と監督の渾身の作品
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『悪人』もすばらしかったけど、個人的にはこっちが上。
小説が原作の場合、だいたい小説を上回ることはないけど、これは映画のほうが好き。
役者は本当に全員うまい。森山未來、綾野剛、宮崎あおいは特に良い。
一番信じたい人だから信じきれない、信じていたのに裏切られる、大なり小なり誰しもが経験していること。
田代が犯人じゃなかったシーン、ゆうまの泣きながら人混みを歩くシーンは実に泣ける。
広瀬すずは、それまでよかったが最後の海で叫ぶシーンだけ不満。泉の心の叫びはあんなもんじゃない。魂をかんじなかった。
とてもエネルギーのいる大作だけど、暫くしたら、もういちど観たい。
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