「愛すること、疑うこと」怒り ヒカルさんの映画レビュー(感想・評価)
愛すること、疑うこと
同時進行する3組の出会いが物語の軸になっています
頼れる兄貴的存在、都会の片隅のゲイのカップル、田舎町でやっと見つけた小さな愛…
既に離れられない大切な存在となってしまったヒトが、もしかしたら殺人犯かもしれないと気付いてしまったら…
その時、自分ならどうするだろう
通報できるだろうだろうか
それとも気付かないふりをして隠し通すだろうか
ある意味究極の選択です
もしも通報して、それが間違いだったら…?
もしも隠し通して、それが間違いだったら…?
あるいは正しい判断だったとしても、あまりにも辛い現実が待っている…
私ならどうするだろう
あまりにも現実離れをした辛い関係に答えを見つけられないまま、クライマックスを迎えてしまいました
当然被害者がいる以上、告発すべきであり罪は償わなければいけないのですが…自分勝手な気持ちに負けそうだとってしまいました
数年前のオウム事件の逮捕劇を思い出しました
非常に重いテーマの作品です
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