劇場公開日 2016年9月17日

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「怒り」怒り kyokoさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0怒り

2016年10月2日
iPhoneアプリから投稿

鑑賞後、何と感想を言えばいいのか分からなかった。ただただすごい。途中息が浅くなってどうしようもない気持ちに何度もなった。
怒りという感情は悔しいとか悲しいと同じ種類のものだと思っていたが、この作品の怒りは違った。悔しいや悲しいはある意味真っ直ぐだし理由がある。しかし怒りにはない。どうしようもなく折り合いがつかなくて行き場がない。そんな怒りと向き合い続けたこの作品は私にとって忘れられない作品になると思う。
俳優陣の演技力が素晴らしいし、音楽もとてもよい。特にタツヤ役の佐々本宝さんと犯人の元同僚を演じていた人はすごかった。とにもかくにも全てがすごかった!もう一度観たい気持ちはあるけど精神力と体力がもう持たない。迷っているなら絶対に観るべき作品です。

kyoko