「140分の1本では難しい」怒り ochiwave2さんの映画レビュー(感想・評価)
140分の1本では難しい
3篇のその1つずつを、また別でまとめておいたストーリーも欲してしまう。
この盛りだくさんを140分にまで簡潔に編集したことが凄すぎる。
3様の在り方は犯人というところのみで繋がっていて、宣伝側は、それを愛と信じる力などと繋げようとしていたが、それはこの映画の理不尽さを、なんとか理由を求めたい人々との接点を作ろうとした苦肉の策であって、かえって無意味にさせた。
李監督はこの世の理不尽さと生きる強さを描き続けたい方なのだろう。
他のレビューを見ても、表現を自由にしないのはいつも世論だと思う。
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