「映画「怒り」の感想」怒り げんたろうさんの映画レビュー(感想・評価)
映画「怒り」の感想
まずは役者たち(米兵を除く)の迫真の演技に驚く。妥協をせず、ここまで演技を強いる監督の力量も見事なものです。
人を信じきれないこと、信じて裏切られることの絶望、そして、相手への自分への怒り。それら、どうしようもない感情を三つのエピソードで描きます。
特に良かったのは、妻夫木聡と綾野剛のお話。映画館で涙しました。なお、ゲイ関連の仕掛け(パーティ、ハッテン場、テカリ具合等)も楽しく見させて頂きました。
三つのエピソードのつなぎ方も上手でしたね。引き込まれてしまいます。オススメの映画です。
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