ドライブ・ハードのレビュー・感想・評価
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マスタング好きには・・・
オーストラリアの観光映画だと思えば気軽に楽しめる作品。カーアクションは序盤のみで、自動車教習所の車が活躍。逃亡が始まり、マスタングを乗り継ぎケラーの指定する目的地までのロードムービーとなる。
人は殺したことがないというケラー。国際銀行の重役の椅子に座るマリオ・ロッシという男にはめられ、5年間服役していたが、宝石を盗んだ報酬を貰えないことで恨んでいた。ロッシの責任ともなる900万ドルの債権を盗み、ロンダリングの嫌疑でFBIが追跡を続けていたために三つ巴、いや四つ巴の追跡劇が繰り返されるのだ。
奥さんが弁護士なので、家の中でも空気のような存在だった元レーサーのロバーツ。しかし、小学生の娘レベッカは存在感のない父親が銀行強盗として報道されたことに大喜び。この茶目っ気たっぷりの娘が笑わせてくれる。マスタングを傷つけないように撮影されたためか、緩い展開ではあったが、一般人をも巻き込んでの人間性を曝け出す脚本は見事だと思った。ただ、ある4人が撃ち合ってみんな死ぬところはブラックすぎる・・・
気楽に観れる
バディ・ムービーといえばそうで。反発しあい、最後は立場が逆転しはじめるとか、結構面白かったです。
ただ最後でなぜあの4人は討ち死にとなっちゃったのか意味不明なところも。
ジョン・キューザックって顔に迫力ないから、サングラスをずっとしてたのはいい作戦かも。
まさかのソフト・ドライブ
このタイトルですから、とりあえずド派手なカーアクションが売りなのかなと思って鑑賞したのですが、カーアクション・・・ショボ!
低予算なのは分かりますが、これではドライブ・ハードならぬドライブ・ソフトですよ(苦笑)
カーアクション、サスペンスアクションとしては、お世辞にも褒められない出来だったかと。
設定は面白そうだったんですけどねぇ。
元レーサーの自動車教習所教官が、いつの間にか教習生の銀行強盗劇に巻き込まれてしまうと言う、巻き込まれ型カーアクション物としては非常に興味をそそられる導入部に、期待は大きく膨らんだものでしたが、その後は特にハラハラドキドキするような展開も無く、ダラダラと・・・。
一応マスタングやファルコンGTなんかは出てきましたが、値段的に傷を付けたら支障が出るのでしょう、カーアクションシーンは超ソフト、暴走族とのカーバトルは、パッと見ふざけているとしか思えませんでした。
結局見せ場と言えるようなカーアクションシーンは、安い教習者で行った序盤のみでしたね・・・。
まあどちらかと言えばコメディ要素が強かったですから、ユーモアたっぷりなバディ・ムービーとしてならば、そこそこは楽しめる映画って感じでしたかね。
強盗のジョン・キューザックと巻き込まれた教官のトーマス・ジェーンによる掛け合いは、まずまず面白かったですから。
オーストラリアを舞台にした一風変わったロードムービーとでも謳っていれば、気分的にもう少し楽しめたような気もするのですが、このタイトルがどうしても邪魔をして(苦笑)
無能な警察の顛末も酷かった・・・でも主人公の娘の可愛さ、無邪気さと、道中のお婆ちゃんのイカレっぷりで、そこは大目に見ましょうか。
ジョン
キューザック。ちょっと驚くほどチープ。ジョンキューザックってこんなの出る人だったっけ、っていう。でもちゃんとB級感はある。マスタングを二台乗り換えるとことか、ハーレー集団とかちょっとロジャーコーマンっぽい。90分切るともっと良い感じな気が。オージー産かと思っていたら、カナダ産らしい。
雑です
予算の少なさとアクションの雑さがもったいなかった。
バイクとのシーンなんか酷くてびっくり。
スタントマンがいなかったのでしょうか・・・。
人殺しをしないとかカーアクションとかもう少しこだわってかっこよく作って欲しかったですね。
元レーサーの教習所教員がいかにもワケありなオッサン生徒にヒドイ目に...
元レーサーの教習所教員がいかにもワケありなオッサン生徒にヒドイ目に遭わさせられるという、たったそれだけの単純な話からして低予算の胡散臭さが漂ってくるわけですが、これ予想を遥かに上回るダメ映画。ただの一瞬も見どころがなく何もかもがクズなので途中からずっと半笑い。これほどエンドロールが待ち遠しい映画は初めてかも。ちなみに観客は私だけでした。
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