「好みの映画ではなかった」心が叫びたがってるんだ。(2015) さやかさんの映画レビュー(感想・評価)
好みの映画ではなかった
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青春もの、成長もの、ファンタジーもの。
言葉が人を傷つけるから、言葉を奪われる(精神的に無意識に自ら奪う)という着目点が良かった。
実写のほうが入り込めたかも。
実写映画化もしてるんですね。
現実主義者としては、主人公が変な子ポジションの割にはいじめられてないし(いいことだけど)、病院に通っているエピソードも見られないし(普通は治療を試みるよね)、一旦喋りだせばスラスラ喋るし(声がかすれるとか、どう話していいか慣れてないので思考と口がシンクロしないで口ごもるとか、そういう演出はなし)、なんかへんなストーリーでした。
子供がおしゃべりで困るっていうのはたまに聞く話だけど、まず多動症を疑ってほしい、とか。
子供のおしゃべりを受け止めてきた母親なら告げ口もうまく受け止めて子供のせいにせずに済んだだろうし、親の未熟さをもっと深掘りして描いてほしかった、とか。
まー、キャラクターや環境に異常性がなければドラマにならないんで、現実離れしたおかしなストーリーのほうが多いだろうけどね。
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