「真摯な演技!」図書館戦争 THE LAST MISSION ベッラさんの映画レビュー(感想・評価)
真摯な演技!
俳優陣のまっすぐで真摯な演技に引き込まれる。
図書館の内と外の世界があまりにもかけ離れていて、哀しみが深まる。この対比した世界を前に、よりまっすぐに世界の自由を求める側と歪んだ形で世界の平和を求める側が 戦い、かやの外にいる多くの人が無関心でいる側と、どちらが敵対しているのかわからなくなる。ある意味、戦うものと戦わないものという対比でもあることに気づく。
そんなことまで思わせる、俳優陣の演技と作り手たちの手腕はさすがです。
難しいこと抜きに最後まで目の離せない、いろんなものを訴えてくる映画でした。
観終わったあとには、ロッキーを観た後に似た、なんか真面目に生きなきゃなーみたいな高揚感がありました(笑)。
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