「恋物語」図書館戦争 THE LAST MISSION SHさんの映画レビュー(感想・評価)
恋物語
無理がありすぎる設定だとは思いつつも、法という名の下に?現代の戦が繰り広げられるさまに禁断というべき快感を覚えてしまう。リアルな銃撃戦による陣取り合戦というところが日本的というべきか。巨大な火薬で皆殺し的な解決策を用いないからこそのドラマなんだろうなぁ。
本に思い入れが有る無しで、この映画の見方は変わってくるのだろうか?個人的には本を命懸けで守ろうとするその気持ちが全く理解できない側です。
真に意図するところは、言論の自由を奪うということなのだろうが、見ている限りではあくまで本そのものを守っているとしか見えなかったので・・・
面白さはそんなところにあるんじゃなくて、本をネタにしたドンパチが、やっぱ面白いんだよねー。戦争というものが、悲劇も喜劇も感動も、全部生み出している。何ともやりきれない人間の性・・・
重火器を使用しないで、あの不思議なラブロマンスを再現できたならば完璧な映画だと感心すると思う。そうなると図書館戦争でもなんでもなくなってしまうのだが─
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