「まさに完全実写化!」シンデレラ(2015) おじゃるさんの映画レビュー(感想・評価)
まさに完全実写化!
ここでの評判がよかったので見てきました。ストーリーは誰もが知る王道の展開で先はわかってるのに、それでもドキドキしながら見てました。映像もきれいで引き込まれました。そのうち、これは童話の実写化ではなく、ノンフィクション映画で、童話の方が実話を元に書かれたのではないかという錯覚さえ感じました。
ただ、大人になった今だからこそ気になったこともありました。
なぜ、王子は花園から立ち去るエラをすぐに追わなかったのか?
なぜ、ガラスの靴の魔法は解けなかったのか?
なぜ、国内すべての娘の足がたかだかガラスの靴に合わないのか?
あれほど両親と過ごした家を守ると言っていたエラが、結婚が決まったとたん家を出たのはなぜか?
その一方で、継母やその娘たちの自分勝手で意地悪な心は、醜いのだけれど共感できるところもあり、悪人というより普通の人に見えました。
おじゃるさん、Day1やこちらの作品や他作にも共感&いつもありがとうございます!
おじゃるさんの『意地悪な心は、醜いのだけれど共感できるところもあり、悪人というより普通の人に見えました。』という感想に、ハッとしました。
りかさん、共感&コメントありがとうございます。本作のレビューが見当たらなかったので、遅くなりましたがこちらに返信いたします。
西洋史に疎いので黒人家臣のことはあまり気にしてませんでしたが、昨今の作品はさまざまな配慮がなされているので、その影響かもしれませんね。それはそれとして、時代考証とは切り離して考えればよいと思うんですけどね。
本作、公開当時映画館で、最近TVでも観ましたが、おじゃるさんのように問題意識を持たず、私が気にしたのは、ガラスの靴を持って娘に履かせに行く家臣が黒人だったので映画館の時から気になっていて再確認してこの時代に不釣り合いではないかということです。ただ、この点については、まだわからない状態です。
おじゃるさんの疑問点については再度観る時にしっかりと観たいです。🦁