「原作が大好きで安藤サクラも大好きだけど」白河夜船 akymnnさんの映画レビュー(感想・評価)
原作が大好きで安藤サクラも大好きだけど
自分の中で寺子のイメージが固まりすぎていたのかもしれないけど、正直安藤サクラは違うなって思っていて、観終わってからもやっぱり違うなって感想。
白河夜船の映画化を知ってキャストの名前だけみたときは、安藤サクラは絶対しおり役だと思った。
しおり役だったら自分の中のイメージにドンピシャだった。
ふっくらしていて目を細めて笑う、決して美人じゃないけど雰囲気がある女性、て感じの描写があったはず…。
まあ、そうは言っても、自分の勝手なイメージだから、安藤サクラの寺子が観れて良かったし、谷村美月のしおりが観れて良かった。
あとは、よしもとばななの独特な台詞まわしは、読む分にはすごくいいけど、実際に話すとやっぱり違和感はあった。
でも、この雰囲気の作品だから、そこは原作に忠実で良かったというべきなのかな…。
全体的に色々イメージ違ったなというのが感想になってしまうけど、最後の花火がとても綺麗だったし、真っ暗な闇のなか波が揺れている映像とか、寺子が眠っているときの生活の音とか、そういう映像でしか感じられない部分を、映画で観れて良かったと思った。
…個人的すぎる感想ですみません。
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