「20年ぶりの復活となったお笑いバカコンビ。」帰ってきたMr.ダマー バカMAX! kossykossyさんの映画レビュー(感想・評価)
20年ぶりの復活となったお笑いバカコンビ。
Mr.ダマーの映画は見てなかったけど、エンドロール時に流れる映像で現在と過去を比較できるのでわかりやすい。年を取っても若い雰囲気のまま。子供のまんまのいたずら心が痛々しいけど笑える。かつて2人で取り争っていたヤリマン女フリーダ(キャスリーン・ターナー)に養子に出した娘がいることがわかり、腎臓移植が必要なハリー(ジェフ・ダニエルズ)はロイド(ジム・キャリー)とともに娘ペニー(レイチェル・メルビン)を探す旅に出る。
フリーダが書いた手紙の住所をもとに旅立って行った2人だったが、差出人の住所を見ていたため舞い戻ってくるシーンで大笑いしてしまった。養子に出された家庭が、著名な物理学博士の家であり、妻は使用人を使って夫を暗殺しようと企てているというシリアスな内容。そんな暗殺者さえもおバカコンビの前では失敗の連続なのだ。ペニーに忘れ物を届けようとする珍道中は心地よいロードムービーとなっていて、KEN国際会議場でのドタバタぶりも面白い。
バカでも純真な2人。20年もかけて悪ふざけするくらいなんだから、下品なギャグを連発していても不快にはなれないのです。一目惚れした女に対しても小学生レベルの接し方しかできない2人。腎臓摘出とか、ヤバいギャグだって突っ込めなくなってしまう(笑)。
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