「「シックス・センス」的ひねり」君が生きた証 ぺこさんの映画レビュー(感想・評価)
「シックス・センス」的ひねり
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王道と言える起承転結で展開します。
特に"転"は「シックス・センス」なみのインパクトがあります。"起"で違和感があったのですが、リードミスを巧みに誘っています。
ここから本気のネタばれ。
ジョシュは銃乱射事件の被害者ではなく、加害者だったのです。
ジョシュの元ガールフレンドがフェスティバル直前にバンドメンバーにこのこと告げたため、バンドは喧嘩分かれの解散。
その後はサムもクエンティンも別々の道を歩み始める。
各映画サイトの解説を観ると「銃乱射事件で亡くしてしまう」となっています。まずこれが最大のミスリードですよね。
加害者家族をテーマに扱った作品はほとんどなく、あったとしても最初からそれがわかるように予告に記されています。
この映画の最大のおもしろさはこの点だと思います。
いくつかご都合主義っぽさはありますが、目をつむれます。
もう一つの良さは音楽。とにかく演奏、歌声ともに心に響きます。
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