劇場公開日 2016年1月15日

「いつかあの駅に行ってみたい」パディントン ローチさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5いつかあの駅に行ってみたい

2019年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

パディントン駅には行ったことがないけど、いつか行ってみたい。あのクマの銅像があるらしいので、聖地巡礼というか、現地でクマのパディントンに会いたいという気分にさせられる作品だった。密輸船に乗ってロンドンにやってきたクマが都会の冷たさにうちひしがれながらも、ブラウン一家の温かさに触れ、都会に馴染んでいく。よそ者との共生の難しさと大切さを、しゃべるクマを通じて描いたメルヘンだけれど、移民問題に揺れるヨーロッパの切実な問題意識が内包されている。
ニコール・キッドマンがこういう映画に出るのは珍しいし、普段やらないようなオーバーな芝居を披露しているのがなんだか面白い。ミッション・インポッシブルのパロディのようなシーンもあって、元旦那の代表作じゃないかと思ったり。クマのパディントンの声をベン・ウィショーが担当しているが、あのモフモフの外見に渋く低い声なのが、ギャップ萌えだ。

杉本穂高
asicaさんのコメント
2020年2月14日

昨年の春 ヒースローから地下鉄に乗るつもりが間違えて急行に乗ってしまってパディントンに行ってしまいました。
ターミナル駅なのか 乗り換え客がいっぱいでおまけに何かのラインが止まってて大混雑。そんな銅像がある事も気づかず、地下鉄の路線図と睨めっこしつつ駅を後にしました。残念!せっかく行ったのに。(間違えて)

asica