「ロマコメの帝王じゃなくて予定調和の帝王ですよ。」Re:LIFE リライフ だいずさんの映画レビュー(感想・評価)
ロマコメの帝王じゃなくて予定調和の帝王ですよ。
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一発屋の脚本家キースの再生の物語です。全てが予想の範囲内にくる予定調和の極みですが、ヒューグラントが出るってことは心地よい予定調和を楽しむことが私の中での定石なので、その観点から評価すると、まあよかったってゆうところです。
身につまされるとかそうゆうのはないですね。あ、物語を紡ぐ動機が重要ってことかな。そこは胸に刺さりました。
東部の大学の方々に全然受けなかった、
ハリウッド的なのかイギリス的なのか知らないキースのジョークがなかなかに寒々しい感じでした。女性にトラウマがあるからなのか多分に女性を揶揄する内容もあって、尊敬できないかんじではありますが。
ヒューグラントが演じるだめな男は、どこかあいらしいんですよね。憎めない。だかは見ちゃう。というかんじです。
マリサトメイが可愛らしかったです。マリサトメイがフォローしてくれへんかったらどうなってたんでしょうね、キースの授業は。
英語わからないので韻の話はさっぱりわかりませんが、多少文学を嗜みますので大学の先生たちの話は面白かったし、映画の話も楽しめました。
ベルイマンの作品3つねぇ。タイトルだけなら言えるけど見たことないからなーとか思いました。クロサワも見たことないからなー。機会があったら是非ー(シャコ貝てきなかんじで©貝社員)位な優先順位だからねー。
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