白い沈黙のレビュー・感想・評価
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アトム・エゴヤンらしいサスペンスで、面白くて引き込まれて観た。雪深...
アトム・エゴヤンらしいサスペンスで、面白くて引き込まれて観た。雪深く荒涼とした土地で忽然と消えた娘を探す親と警察がいがみ合ってるって、「プリズナーズ」と似てるんだけど、こっちは謎解きがなくて暴力も少ない。ライアン・レイノルズを除いてあまり有名な俳優が出ていないのはカナダ映画だから?ライアン・レイノルズも名前はよく聞くけど誰だっけ、と思ったらスカーレット・ヨハンソンの元ダンナやった。
なんとなくスッキリしない
サスペンスなんだけども物足りなく。見終わってもスッキリしなかった。8年も監禁されてて何で正常に戻れるのかとか。犯人と少女の関係とか。
また、ご夫婦が8年たった見た目の変化がないから、時代がわかりにくかったのもかも。
見応えある心理ドラマ
宣伝文句は、読まない方がいい。
予告編は、観ない方がいい。
もしくは、忘れた方がいい。
宣伝文句や予告編を知ってると、
のっけからびっくりすることになる。
まあ、そこで
「ああ、これも宣伝はトンチンカンだったのね」
とあっさりリセットできれば、
そして父親に感情移入できれば、
なかなか見応えのあるドラマとして観られると思う。
父親マシュー(ライアン・レイノルズ)の心理以外は、
ほとんど外っ面しか描かれない。
観ていて殺したくなる程にくったらしいだけの刑事も
思わず旦那を責めてしまう妻も、
その他諸々ほぼマシュー視点。
その辺が気になっちゃうと、不満だらけになるかもしれない。
あと、
時系列が錯綜しているのだが、
その目的がよく分からない。
もう少しすっきりとストレートに見せた方がいいんじゃなかろうか。
逆に、
最後の方の展開のしかたは、
もうちょっとひねりが欲しかった。
言われているほど悪くない
散々酷評が目立ったので覚悟していったがそれほど悪くもなかった。
ミステリよりもサスペンスかな。
リーアム・ニーソンが出てくるわけでもないので当然派手な動きはありません。
時系列が〜というのも普段サスペンス、群像劇をよく見るので慣れがあったのか許容範囲。程よい緊張感を保てた。
どんでん返しが用意されているわけではないけれど、パスカルロジェのトールマンやドゥニヴィルヌーブのプリズナーズが好きな人にはお勧めできます。
犯罪捜査ものではない
ネタバレありにしたので作品解説的なのすっ飛ばして核心から。
これ、父親マシューと刑事ジェフリーを対比させて、それぞれの心理状態を浮き彫りにする意図をもって作られてるんだと思う。
なので、「8年前」「少し前」「現在」の三つの時間軸があるのは、「キャス誘拐時」「ニコール誘拐時」「現在」と見て女性二人も対応してると解釈すべきだろう。
そして、それぞれの時間がとびとびになるのは、マシューとジェフリーの心象時間を表していて、彼らの関心にそったシーン配置がなされているんじゃないだろうか。
まあ、意図はわかるけど空回りしてるよなぁ。
すごくわかりにくい。せめて、いま画面にうつってるのはマシューパートなのかジェフリーパートなのかもうちょっとはっきりしてればまだわかったんだろうけど。
マシューにスポットが当たってるときのジェフリーは脇役だし、ジェフリーの話のときはその逆だし、ニコールの役割がころころ変わるから、すごく混乱する。
そういう意味で、詰め込みすぎ。星2.5。
内容的には星3.5ぐらいなんだが、演出がわかりにくすぎて辛い。
で、なんで夜の女王のアリアなの?
いらいらする上に退屈
昨年のデビルズ・ノットも個人的にはいただけなかったが、もう一度エゴヤン監督作品にチャレンジしたが、もはやイメージ修復は不可能(苦笑)
●他の方も触れているが「時間軸を大胆にいじる」のはそう簡単ではないが成功すれば素晴らしい作品になる。が、この作品は時間軸をいじる編集が全く効果をあげていず、混乱する。
●登場人物(特に女性)の雰囲気がロザリオ・ドーソン以外老いも若きも似ていて、見分けがつきにくくそれで時間軸をいじっているので誰が今何をしているのかがわからなくなる。女性は監督の好みなのだろうか?
●ライアン・レイノルズは主人公といえるほど作品中では重きを置かれていない。
●幼少時にさらわれ、学校にもいかず対人関係の構築が9歳で止まっている娘の描写が甘すぎる。これは俳優の力不足か?脚本が悪いのか?演出か?
評価1の原因はここ。
●犯人役の男優の演技はわざとらしく、(別の意味で演技的に)気持ちが悪い。全体的にレイノルズ以外、演技が観ていて楽しくない。
⚫︎監督の意図は犯人探しと事件解決ではなく、人間の感情面、変化に重きを置いて描きたいのかと思うが、上滑りして伝わらない。
警察が無能過ぎ
話し自体は簡単でわかりやすいけど、時間軸を弄くってみせるせいでわかり辛かった。冒頭の失踪したくだりはまだしも、他は大した効果ないだろうに。
女性警察官が監禁されたのも大した展開に繋がらず、色々な変態がいるんだよという説明ぐらいにしか効果ないし、それでいてメインストーリーは呆気なく収束って…。
つまらなくはないけど物足りなさとモヤモヤ感がのこった。
陰鬱な映画
実話がベース?児童誘拐と八年間の監禁の事件。
日曜の午前に異常に客が入ってて驚いた。
時間軸をごちゃごちゃにして見せているが、特に効果はあげておらず、むしろ鼻につくしイライラする。
感情移入できるキャラが少なく、謎解きもほとんど無いので、カタルシスがない。
ラスト近くの共犯の女は何をしたかったんだろうか?
八年も完全犯罪だったのに、ばれ方がバカすぎない?
男の刑事もバカすぎて早く殺されてしまえと思った。こいつが死ねばまだスッキリしたのに。
親子愛より、警察がいかに冤罪を作るかを主張したかったんだろうか。
作品と制作側の両方にカナダ人の薄気味悪い面が出てる気がした。あんな雪ばっかりの気候じゃ無理もないか。
単館も納得。なんだかまた映画がつまらなくなってきた。
ちょっと
自分が思ってたのと違った。
もっとミステリー色が強い作品かと思ったので、肩透かしをくらいました…
作品としては、そこそこ面白いのですけど、いかんせん静かーに進んでいくので、ちょっとダレる。
でも後半は面白くみれたと思います。
ミステリーを期待していくとがっかりするかも!?
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