「親子のつながり方、母親の立場、父親の立場」映画 ビリギャル haruoさんの映画レビュー(感想・評価)
親子のつながり方、母親の立場、父親の立場
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有村架純の演技、良かったです。
子供に対する親の愛、教師の愛とはどういうものかを考えさせられた。人格をどこまでも肯定してあげることで、子供はやる気なるものだ。あーちゃん役の吉田羊がいい味を出していた。さやかも幾度もの困難を超えて有言実行したところはすごい。
ただ、ビリギャルのという割にはもともとの素質は優秀な方であったと感じた。
さやかが塾を辞めたいといったシーン・・・その後事件があって我に返ったわけであるが、それがなかったら、どうなっていたのか。塾講師としてなんか方策なかったのか。
名古屋の景色が色々織り込まれていて、見ていて楽しかった。名古屋駅前のビル群を遠景にした荘内川河川敷のカットは、これからいろいろな映画でも使ってほしい。
さやかの通う私立高校の教師役もしっかり悪役に徹してましたし、クラスの荒れ具合もすごかった。ただ、その私立高校も実在するわけで(苦笑)そこの先生方はどう思うかな。ちょっとヤパイっしょ・・
父親はホントに改心したのかな。。(意地悪く見れば)
ただ、ビリが誰でも坪田マジックで合格できると考えるのはいかがかとは思う。さやかの場合は反骨心が半端では無かったし、根が優しい良い子であったことを忘れてはいけない。そういう風に育てていくのは、やはり親の務めであろう。
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