「自分は今、これほど何かに打ち込めているだろうか」映画 ビリギャル uttiee56さんの映画レビュー(感想・評価)
自分は今、これほど何かに打ち込めているだろうか
伊藤淳史扮する塾の先生が痺れるほどカッコいい。生徒の過去には目もくれず未来だけを信じ、珍回答にも独創的だねと褒めて伸ばし、難関大学合格という目標に最短距離のルートを提示する。こんな指導者に出会えた生徒は幸せだ。
それに対して学校の先生をデーモナイズしすぎで興ざめした。原作通りなのかもしれないが、いくらなんでも建前くらいは尊重するだろう。
周囲の嘲笑には目もくれずに目標に向かって進むこと。これこそが成功に必要なことの全てであると思う。そして受験というのは実は最もやりやすい競争なのである。(社会に出れば、もっと難しい、何をしたらいいのかすらわからない競争ばかりである)
果たして自分は今、これほど何かに打ち込めているだろうかと我が身を振り返った。
コメントする