劇場公開日 2015年5月1日

  • 予告編を見る

「自分は今、これほど何かに打ち込めているだろうか」映画 ビリギャル uttiee56さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0自分は今、これほど何かに打ち込めているだろうか

2017年9月7日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:VOD

伊藤淳史扮する塾の先生が痺れるほどカッコいい。生徒の過去には目もくれず未来だけを信じ、珍回答にも独創的だねと褒めて伸ばし、難関大学合格という目標に最短距離のルートを提示する。こんな指導者に出会えた生徒は幸せだ。
それに対して学校の先生をデーモナイズしすぎで興ざめした。原作通りなのかもしれないが、いくらなんでも建前くらいは尊重するだろう。

周囲の嘲笑には目もくれずに目標に向かって進むこと。これこそが成功に必要なことの全てであると思う。そして受験というのは実は最もやりやすい競争なのである。(社会に出れば、もっと難しい、何をしたらいいのかすらわからない競争ばかりである)
果たして自分は今、これほど何かに打ち込めているだろうかと我が身を振り返った。

uttiee56