「オマージュとパロディ」絶叫のオペラ座へようこそ kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
オマージュとパロディ
カミーラ(マクドナルド)と主役ソフィアの座を争うことになった女の子はリズ・ワイラー・・・なんとすごい名前なんだ!そんな中でも舞台監督のアーティ(ウラノヴィッツ)とかプロデューサーのロジャーなんかが絡んできて面白い。
『オペラ座の怪人』のパロディなのかと思っていたら、他のミュージカル映画へのオマージュというかパロディが多い。最初からファンキーな姉ちゃんとか、ライザ・ミネリ似の姉ちゃんとか、見逃しそうな面白いキャラが隠れている。音楽も何かのパクリなのかはミュージカルファンならわかると思う。
ストーリーの展開としては誰が犯人かわかりづらいスプラッターホラーだが、『キャリー』へのオマージュなどもあったり、最初から怪しい庭師の管理人とか、笑わせてもらえるシーンも満載。そして、10年前にママを殺したのはプロデューサーのロジャー(ミート・ローフ・アディ)が犯人で、目撃していたバディ(スミス)が惨劇を繰り返していたのだ!なんだか面白かった。
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