トイ・ストーリー4のレビュー・感想・評価
全341件中、281~300件目を表示
立ち上がれオモチャ達
個人評価:3.9
1からのトイストーリーの世界観をすべて回収するかのような脚本。オモチャが喋るという事、また命がある事の意味を描こうとしている。それはこの世界ではタブーとされてきたテーマだ。それだけに今までのファンタジーの世界観から、よりリアルさを増すと同時に悲しさも増す物語になっている。
4まで来ると名キャラクターが増えすぎて、すべてのキャラクターの良さは描き切れておらず、キャラの無駄遣いを感じる。ウッディとバズの掛け合いが少ないのも残念。
本作は今までのハッピーというより、オモチャ達の悲しい運命と、そこから前に進む強い気持ちを描いたストーリーとなっている。
well madeの味わいのある作品
トイ・ストーリーは3をリアルタイムで見損なって、昨年2月の日劇ラストショウで初めて観て、ポロポロ泣いたものだが、本作は、そこまでではないものの、鑑賞後にじんわりした味わいを感じられる、ピクサーのなかでも最高のシリーズらしい出来栄えである。
やや前半部がダレるので、本当は5つ星には届かない気もするが、ヤ○ーの評価の2点台とか、ホント有り得ないので、補正で星一つ追加。スパイダーマンが4点以上なんて、評価逆だろ😡
ラストについても、賛否両論になるのがよくわからない。「トイ・ストーリーはこうだ!」思い込みすぎるのも、いかがなものか?
3は確かに感動的だが、4の方が一歩進む感じがあって、これはこれでよいだろう。
今年に入っての大作の評価順は、
アラジン>トイ・ストーリー4>キャプテン・マーベル>アベンジャーズ エンドゲーム>ゴジラ キング・オプ・モンスターズ>スパイダーマン ファーフロムホーム
低い評価など気にせず、映画館で観るべし。
さすがトイストーリー
ただ単に感動の一言。
賛否分かれるのはわかるが、
それでもあのラストはイチバン良かった
楽しむだけのトイストーリーではない、
人生の幸せってなんだろ
自分がやりたいことってなんだろ
そんな問いかけをしてくる、ドラマが詰まった作品でした
人生なんて綺麗じゃなくていいんです
泥臭く生きてもいい
素直な気持ちで見てほしい作品でした
ディスイズ映画!
うわあ、すっご〜く面白い、楽しい!みんなにも観てほしい! ファミリーはもとより、カップルには特におすすめしたい!
連休、梅雨があけず連日雨模様ということもあってか、朝一番の回から超満員。子ども連れの家族が満載の中で(今日、子供の席をひとつ奪っているのは、申し訳ない感じ。子どもの頃に映画館で面白い映画に出会い、ずっと心の底に残してほしいものだものね)
しかし、さすが全世界であっという間に700億円を超える興行収入を挙げているだけのことはあるな。
さて本編ですが、実は「トイストーリー」初見。1〜3観ていません。
それでも、面白かった〜!そして、感動しちゃった。年寄りだからかな。
わかりやすい、おもしろい、なにかが伝わる。いい映画の3点セットとしたら、全部ある。子供向け(ファミリー向け)は、最初の項目が必須だから、3つめをどこまでやるかがひとつの勝負。
本作は、人ではなくおもちゃだが、おもちゃの生き甲斐はひとりの子に愛されることだけなのか、というロードムービーになっていることが秀逸。そんなの人間にとってはどうでもいいことだが、観ている間は、真剣にそれを考えている。そこが、この映画がよくできていることを示す。
ウッディもバズもいいけれど、今回はボーだなあ。とても魅力的。
ひとりの子に愛されることは素晴らしいし、それがおもちゃの役割だが、それだけに飽きられた時は深い悲しさがある。
ボーは、もらわれていったことから、「ひとりの子に愛される世界」を離れ、苦労の中で新しい考え方にたどり着いている。
そんなボーが語ることで、今までの考え方も尊重しながら、「外の世界を知ると、別の考え方もあると気づけるよ」という素敵なメッセージが、ウッディに、そして俺たちに、届く。
二つの考え方の間で揺れるウッディを観て、俺たちも、最後は自分の心に聞けばいいんだ、と気づく。
この話で、ボーは触媒の役目をしている訳だが「女は強い」とかではなく、「先に経験したものは、先に知る」という単純な姿なのだろう。だから、離れることを怖がる必要は決してないんだよ、そしてそれは裏切ることでもないんだよ、と伝わってきた。
互いに好意を抱いているウッディとボーの掛け合いは、絶品。ウッディのロードムービーでありながら、最高の恋愛映画を観られた感がある。
余談ですが、映画前の「東宝シンデレラによる映画紹介」のコーナーが、山崎紘菜から新しいシンデレラに替わっていました。
追伸
今回は吹替で観ました。というか、吹替版しかなかった。トイストーリーっていつもこうなの?
先日 TV番組で唐沢さんと流星さんによる番宣的インタビューがあり、流星さんは司会から「トイストーリーで声優やったってことは、むこう10年は仕事があるってことだよ」と言われた。唐沢さんが「フォーキーは、この後の作品に出番あるのかなあ(笑)」と返してましたが、俺も唐沢さんに同感かな。
追伸2
とあるフィギュアがウッディとのハイタッチにさりげなく失敗していたことに、ちゃんとオチがつくのもお見逃しなく。って、評論家の篠儀直子さんが言っているのだけれど、誰か気づきましたか? 自分は全然。
全然悪くはないんだけど
やっぱり3で良かったんではないかと思ってしまう。
あれだけ自己中だったウッディが大人として周りのこと、自分のことを考えている成長には考えさせられるし、バズの相変わらずのおじいちゃんのような優しさは素晴らしかった。
ただカーズの三作目の良さを考えるとなんとも言えないかと。
あと、ピクサー映画1番の楽しみであるショートフィルムがないことが1番残念でした。
最近のディズニー映画のアイデンティティの描き方
前作がいい終わり方だっただけに続編があると聞いて驚いた本作。期待よりも不安の方が大きかった。
でも、見終わってみると個人的にはそんなにがっかりしなかった。もちろん前に比べてパワーダウンしていることは間違いないけれど。
本作のキーとなるキャラは、フォークで作った手作りおもちゃ。自分のことをゴミとしてしか思えない彼(フォーキー)が自殺願望を持つ精神疾患の患者のように行動し、ウッディが共依存にあるかのようにフォーキーを助けようとする。不思議な感覚だった。
結末は賛否両論だと思うが、今までいた世界を飛び出し主人公が自分の生き方を追い求めるというのも悪くはない。最近のディズニーはこんな流れが多くなってる気がする。
4作目ともなればこんな結論にしないとマンネリ感を脱することができなかったのだろう。最終的におもちゃとしての自覚が芽生えたフォーキーと、自分の生きがいを見つけたウッディが描かれて面白い対比だった。持ち主である子どもに対して献身的だった前3作と異なり、おもちゃの生き方・幸せって何だろう?というテーマを改めて問い直していた気がする。
でももう終わりにしないと。これ以上話を作るとウッディたちがチャッキーと戦争するしかなくなる!
ポスターが全てを物語る
賛否が真っ二つに分かれて当然の作品。
今までのトイストーリーがの展開が好きな人なら、今回は嫌だろう。
何と言っても、今回は大人向け?に感じられるから。
そもそも、おもちゃに感情が宿るというコンセプトの作品。
それぞれのキャラにそれぞれの考え方があって当然で、ウッディーも歳を重ね、考え方がちょっとずつ変わっていったのだろう。
忠誠心と友情は初期から、一つのテーマであったけど、忠誠心と友情だけじゃないってのが、今回の最大の見せ場。
そこをどう捉えるかが賛否のタネ。
僕はそこを評価した。哀愁を好む歳になったのだろうか。今まで楽しませてくれたウッディー、
「お前の好きにしたらええ」って思った。
まぁ、でも、このままじゃ終われんな。
5は確実にあるね。
その時に全ての人の不満を払拭できたらええかな。
リブート狙いなのかも
あまりに唐突なストーリー転換。キャラの性格、オモチャたちの定義が今作で変わってしまっている。ラセターがいなくなったためなのか?
面白いところも沢山あったし、こうなってしまったのだから観る側がぐちゃぐちゃ言っても仕方ない。けど、これまで積み重ねてきた物を無駄にする残念な作品だった。個人的は3は大好き。
そのうち役者を替えてリブートされるのでは?だって世界にはウッディはまだ何体もあるし、それぞれのトイストーリーがあるわけだしね。
最高!物語も成長する。いつまでも同じ様なストーリーじゃつまらない。...
最高!物語も成長する。いつまでも同じ様なストーリーじゃつまらない。この終わり方だからこそ次の展開が読めない。私はどこまでもついて行くよ。それにしても女は強い。マーベルにしてもX-MENにしても。トイストーリーまでも。最初から泣けたしいっぱい笑えた。
やっぱり女の子にウッディは遊び相手としては、ね。
激怒してる観客がいることも含めて傑作
おもちゃとはこうあるべき
ディズニーとはこうあるべき
トイストーリーとはこうあるべき
そういうのを打ち破ることこそ、固定観念に囚われない自由な創造力で、世界に作品を贈り続けてきたディズニー×ピクサーの真骨頂とも言えるのではないか。
おもちゃの使命は、子供たちに愛されること。
本作は、そのことを渇望し生きること自体を、否定もしていない。
それでもなお、自分の生きる道を自ら選択することが尊いのだ、というメッセージは、様々な価値観がリセットされている今の時代にフィットしている。
ある種の型が定まっていたトイストーリーという物語を自らアップデート。自由の効かないおもちゃという存在だからこそ、この結末によって、シリーズ全体のメッセージ性が際立った。
トイストーリーを観て育って、
いまは大人になって、
色んなミッションを背負って、
でもそんな毎日に少し窮屈さを感じ始めていて、
っていう人にこそ響くような作りになってるのではないかと思う。
大人向けのトイ・ストーリー
過去作3作品の「幸せとは持ち主に愛されてるオモチャ」という軸をとっぱらった今作、観終わった直後は受け入れ難いと思いましたが、いろんな方のレビューを読んで、これはこれで良いかなと思えました
ウッディを人間に置き換えて考えると、それもアリかな
可愛くてナイスな新キャラコンビも良かったです
全341件中、281~300件目を表示