「トイストーリー永遠に」トイ・ストーリー4 たにぐさんの映画レビュー(感想・評価)
トイストーリー永遠に
トイストーリー3を映画館で見て、はや7年、、、
トイストーリー1の年に生まれた私にとって
ウッディやバズ、おもちゃ達は、
もはや、長年連れ添った友達のような感覚で、
今回久しぶりにスクリーンで会えることに
わくわくした。
久しぶりに会ったウッディ達は、何も変わっていなかったが、
やっぱり持ち主が成長すると遊んでもらえなくなるという、
負のループに悩んでいた。
持ち主のことを第1に考えて、
おもちゃの中でリーダーシップを取っていた
あのウッディは、
現役を無理やり引退させられそうな、
定年のおじさんに見えた。
最後のウッディの決断で、
製作者サイドから感じたのは、
ウッディを、自由にさせたかったんだと感じた。
他のおもちゃとウッディの違うところは、
子供に対しての自分の立場を、重視してるところだと思う。
冒頭でリーダーシップを、元いたおもちゃに取られ、ウッディらしさを欠いたウッディは
みんながゴミと思うフォークに執着するくらい、暴走してしまうくらい、自分の居場所を守るのに必死だった。
でも、持ち主がいれば、この成長というのは止まらないから、毎回毎回悩んでしまうことになる。
だから、ウッディを解放させ、
フリーランスおもちゃにすることで、
永遠にウッディを活き活きさせ続けることにしたんじゃないだろうか。
ウッディもたくさんの経験をして、
考えが変わったのだ。
人間にはよくあることで、おもちゃも人間同様感情を持ったトイストーリーの世界では、
ウッディも成長したのだ。
わがままだという声も聞こえてきたが、
それが、おもちゃに人間味を出している1つの要因なのだ。
一つ一つ性格があって、
一つの目標(子供を喜ばせる)に向かって、団結して歩んでいく。
それがトイストーリーの魅力なのだ。
私は、今回の結末はとてもスッキリしてる。
たぶん、ボニーが好きじゃなかったのだ。
アンディにあんだけ大切にしろと言われてたのに、扱いも雑で、わがままな子供だし、
アンディの上にはいけないなと感じた。
ただ、他のおもちゃと別れてしまうのは悲しかった。でも、ボーとの再会やたくましさで、
きっと、大丈夫だ、またどこかで会えるはずと
希望を持ったまま、旅立つ事が出来たのではないかと解釈した。
かなり長くなってしまったが、
総合的におもしろかった!
笑いの要素がいつもと違い、そこは新鮮だったかな。
ありがとう!!!!
永遠に