「杉咲花さんと真衣」トイレのピエタ ディアさんの映画レビュー(感想・評価)
杉咲花さんと真衣
この間、主演の杉咲花さんについてのインタビュー記事を読み その記事が私にはとても心に残った。
彼女は最初のオーディションで監督に演技が下手と言われ泣いた言っている。
相手役の野田さんからは 花は真衣じゃないと、
彼女は女優なのだからそれぐらいのことはこれから先ずっとある事だし 当たり前のことだが
私にとってそこまで言われてもなお作品に出演しインパクトのある人物として出た彼女の意思 行動をとても眩しく うらやましく感じた。
また、バライティーなどで出てくる彼女は凄く大人しそうで声も小さい。
だが演技となるとまるで別人のように 思いっきり演技をする、みていて気持ちよくなる。
そんなところが凄い。
作品のなかで何度も声を強くあげ自分の気持ちをだしあう反面学校や家では違った色を持つ真衣。
真衣は宏と出会い何を見つけ変わったのか、そんなことを思ったり。
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私にはトイレのピエタの本質を理解し伝えるだけ気力はないし 杉咲花を中心に作品に携わった人の気持ちを知る努力も出来ない。
だがこれだけは伝えれる、伝えたいと思う
真衣は杉咲花にしか表現が出来ない
宏は野田洋次郎にしか感情をぶつけれないと私は絶対思う。
後悔している劇場は限られているが 是非多くの人に足を運んでもらいたい作品だ。
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追伸
トイレのピエタの本を買って二度目のピエタを観に行った。
本だとあたりまえだが 映画にはない セリフや状況がたくさん詰まっててとても面白い。
改めて好きになった シーンは 真衣が病院食をパクパク食べた後 宏の顔をじーっとみて色んな角度から見て最後に一言。
あのシーンの真衣が大好きだ
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