「おもいっきり笑ってどっと疲れた」龍三と七人の子分たち SHさんの映画レビュー(感想・評価)
おもいっきり笑ってどっと疲れた
笑いを基調にした非現実的なお話。とはいえ現実世界を色濃く反映していて、映像自体も違和感なく自然に流れるようにつくられていると感じた。故に映画の世界のリアルさが見ているこちら側にひしひしと伝わってきて、自分がいま生きている世の中ってこんなにも生きづらかったのかと気づかされたような気持ちになり、正直途中、心の底から笑えなかった場面もありました。後半になればなるほどに疲れてきて、最後まで鑑賞に堪えられるか不安ではあったものの、ラストは爆笑プラス爽快で無事にエンドロールを迎えることができました。ただ、何か説明の付かない疲労感が残っていました。
コメントする