劇場公開日 2015年4月25日

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「芸人北野武の笑いのセンスがつまった傑作」龍三と七人の子分たち 野川新栄さんの映画レビュー(感想・評価)

5.0芸人北野武の笑いのセンスがつまった傑作

2020年11月5日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

笑える

楽しい

映画館では2015年6月30日地元のイオンシネマにて鑑賞
映画館で北野作品を観るのはこれが初めて
それ以来2度目の鑑賞
やっぱり面白い

主役は藤竜也演じる元ヤクザの龍三
そして個性的な子分たち

早打ちマックの品川徹さんって真面目なのね
ちゃんと看護婦の尻を撫でたらいいのに背中の方に手がいっちゃって
あの歳でウブなわけないだろうけど根っからの紳士なんだね

敵対する京浜連合の安田顕と下条アトムがいい味出していた

フミカスがはばかりの孫娘役として登場

刑事役としてたけし監督も出演

築地場外の商店街に突っ込んでのベンツと路線バスのカーチェイスは最高

冒頭の入れ墨と指に関しての親子とやりとり
蕎麦屋で賭け事するやりとり
はばかりのお面をかぶっていたときの安田顕のツッコミ
などなど全部面白い
さすがビッグ3の1人ビートたけしだ

落語でいうとサゲっていうんだけど最後のオチも洒落てて面白い

個人的には北野映画の最高傑作はこれ
おすすめです
子供でも安心して観ることができる痛快ヤクザコメディー映画です

野川新栄