ザ・デッド インディアのレビュー・感想・評価
全5件を表示
資本主義は終焉?
資本主義の拠点が『インド』『アフリカ』『中国』になると資本主義は終焉になると言う。
まさか、この映画はそれを言いたいのか?
いずれにしても、今でも連邦の宗主者である英国出身男性の日頃のうっぷんばらしの映画に見える。
このあと、3として
『デッド・チャイナ』が出来るのか?
そして『彼女のお腹の中に俺の子供がいる』と言う台詞がつくづくうましかな男だなぁって思う。男なんてそんなもんなんだよね。女性は絶対に自分の子だろうが、男がそう思うのは間違いだし、俯瞰した『言い草』に聞こえる。また、この男は妊娠に対して、物凄く管理できない男に思える。
『恐れは愚かな過ちを産む』
産むことが出来ない男の低俗な言い訳。
だから、結婚に反対する親父さんの見立ては正しい。しかし、この親父の、死生観も物凄くウマシカ。
『完璧な魂になるまで、転生を繰り返す。』ヒンズー教若しくはバラモン教はそう言った考えなんだ。
インドのゾンビ映画なら、踊りが見られるかと思ったが、インド人を題材にしたイギリス人の演出家の映画だからね。
スリラーの欠片もない差別映画。
でも、
ジム・ジャームッシュなら結末をどう描くだろうと思いながら、やっと残り15分になった。
英国連邦にアメリカ軍は介入できるのか?英国人のリテラシーない男のパート3が匂うつなぎのような映画だった。
砦の約束
風力発電用の巨大風車、モーターパラグライダー、銃撃戦と、魅力的なゾンビ・ロードムービーだったけど、別にゾンビじゃなくてもいいのでは?と感じてしまう。孤児ジャベドがいい相棒になり、苦難が連続する旅を続ける。
イシャニは父からアメリカ人と付き合うなと猛反対され、パンデミックが起こってからはブラフマー、カルマなど人生について語り合っていた。一方、孤児のジャベドとニコラスはインドの神話(王様と身分の低い娘との恋)の意味を考える。ニコラスは故郷のアメリカでの失敗を少年ジャベドに語る・・・恋人が妊娠したのに逃げたことを・・・過ちは二度と起こさない!?
走らないゾンビ映画は大好物。この作品のゾンビも沿道で立っているだけであり、生きた人間が通ると掴もうと手を伸ばすだけ。さすが12億人のインド感。
ジャベドは途中で軍のヘリに拾われ、ニコラスとは一時のお別れ。ムンバイ郊外の砦で待ってるからボクを見つけてね!と。軍の飛行機に助けられると思っていた彼ら。偶然にもジャベドを捨てた母親もそこにいた・・・とは言え、母親を名乗る暇もなく、戦闘機からの攻撃。ゾンビたちとともに生きた人間までもを虐殺しようとしていたのだった。
何とも言えない虚しさ。これが軍のやり方なのか。ゾンビに襲われる危機ではあるが母子を殺してしまった罪がそうさせたのか。インドなんだから「JesusChrist」と叫んでも聞えない。人生は選べないという言葉が重くのしかかる・・・やっぱカルマなのか・・・
中途半端
インドのゾンビ映画ということで、期待していたが期待ハズレだった。
インドが舞台であるが、ただ舞台がインドというだけ・・・。
ゾンビ映画ではなく脅かすだけのホラー映画って感じ、でも怖くない。
必要なのかよく解からないシーンが多く、中途半端。
ラストはビックリするくらい中途半端。
全5件を表示