火星に降り立ったら飛行士の映像はまったくのフェイク‼️
人里離れた砂漠で撮影して中継していたのだ。
これは政府とNASAが協力して《でっちあげる。》
国家的プロジェクトの真っ赤な嘘を暴くサスペンス映画。
アポロ11号のアームストロング船長が月面に着陸して、
「月面を遊泳した」
この事実は時々フェイクニュースで、実は月になんか行っていないし、
歩いてもいないんだ・・・と囁かれることがある。
7月19日「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」が公開されるので、
この映画を観てみました。
「人類は本当に月の上を歩いたのか??」というコピーが気になる。
さて、この映画は「火星を探索するカプリコン1号」に乗り込む寸前に
NASAが計画を変更。
理由は失敗を恐れたからで、生命維持を司る宇宙服の生命維持装置に
不具合が見つかり、そのまま宇宙に居ると2週間で死んでしまうから、
そして3人の宇宙飛行士は砂漠に隔離されて、火星に降り立った映像を
地球から送るのだ。
それを嗅ぎつけた記者がいる。
コールフィールド(エリオット・グールド)だ。
彼が調べ始めると、車のブレーキに細工されて、橋から海に墜落。
飛行士の妻に取材したら、取材中に狙撃されるし、
FBIに家宅捜査されてコカイン所持で拘置される。
助けにきた編集長に解雇を告げられて、四面楚歌だ。
しかしへこたれずに、宇宙飛行士を捜索する。
(実は、宇宙飛行士は帰還時に死んだことにされる、
(それを知った3人の飛行士は砂漠を逃げ惑うことになる。
炎天下の砂漠を水も食料もなしに彷徨う。
閉鎖されたガスステーションに隠れた一人の飛行士は、
コールフィールドの借りた農薬散布機に助けられるのだが、
政府の軍用ヘリコプター2機に追い回されて狙撃され
絶体絶命。
この辺り、ヒッチコックの「北北西に進路を取れ」
みたいにスリル満点。
あまり「フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン」に役立ちそうでは
なかったけれど、面白かった。
1977年公開のアメリカ映画。