ブレスト要塞大攻防戦のレビュー・感想・評価

冒頭の兄弟とか家族とか色恋沙汰とかのくだりはそういらなかったかな、と。
その序盤から間延びしてるかんじで退屈っぽくは感じた。
40分すぎくらいからようやく話が動きだしたけど、凄惨で過酷な流れに一変、パニックの連続、やるせないシーンも多かった。

そこまで見入るというわけではなくとも一応最後まで見た。
こういう愚かな歴史や暴挙は繰り返すもんじゃないな、と。

　ソ連の人たちがドイツ軍にめちゃくちゃやられるのが本当に凄まじくめちゃくちゃで、戦争は恐ろしいと改めて思った。しかも当時の戦争は、今もそうなのかもしれないが、作戦なんてあってないようなもので、気合を入れて突っ込めみたいな、どんどん撃たれても行けみたいな恐ろしい戦だった。

　立ったまま寝ていた軍医が、あまりに職務に熱心すぎてベッドで眠らせてあげたかった。

　ブレスト要塞内の位置関係がもうちょっと分かりやすかったらよかった。

　途中で眠くなってしまい、何日か中断して続きを見たら、前に見ていたところが思出せず、きちんと理解できなかった。映画館で通しで見たい。ロシアの戦争映画にははずれがない。