「青春映画の名品」幕が上がる mercury55さんの映画レビュー(感想・評価)
青春映画の名品
アイドル映画として作られたものであることは間違いないです。
けれども、本当に、キラキラした青春映画でした。最初の30分程度はどうしてもももクロの印象が抜けない感じがしました。彼女達の演技力、初めこそはどうも違和感を感じていました。これが先ほど言っていたももクロの印象が抜けない感じってとこにつながっているんでしょう。しかし、ストーリーが進むにつれ、段々とこちらが見入ってしまう程に真に迫ってくるんです。ストーリに合わせた演技だったのかと思い、彼女達の表現力の豊かさに感心しました。
しかも、周りの役者さんが秀逸、今乗りに乗ってる黒木華(はる)さん、ユニーク俳優ムロツヨシさん、演劇部メンバーのほかの高校生役の子たち、みんながキラキラとしてイキイキとしてるんですね。おそらく、彼女達と他の役者さんの関係が上手くいっているからこそ、表現力がより良く見えているのでしょう。
アイドル映画といいつつ、まじな映画作ってしまってます。
むしろ、ちょこちょこと入れている彼女達の歌が、違和感になるくらいにいい映画に仕上がってますよ。
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